ROWSETEVENT_TYPE列挙 (searchapi.h)
行セットのデータに対する変更の種類について説明します。
構文
typedef enum __MIDL___MIDL_itf_searchapi_0000_0023_0002 {
ROWSETEVENT_TYPE_DATAEXPIRED = 0,
ROWSETEVENT_TYPE_FOREGROUNDLOST = 1,
ROWSETEVENT_TYPE_SCOPESTATISTICS = 2
} ROWSETEVENT_TYPE;
定数
ROWSETEVENT_TYPE_DATAEXPIRED 値: 0 行セットをバックアップするデータの有効期限が切れ、新しい行セットを要求する必要があることを示します。 |
ROWSETEVENT_TYPE_FOREGROUNDLOST 値: 1 優先順位付けスタックでフォアグラウンド優先度を持っていた項目が降格されたことを示します。これは、他のユーザーがこのクエリよりも優先したためです。 |
ROWSETEVENT_TYPE_SCOPESTATISTICS 値: 2 スコープ統計を取得することを示します。 |
解説
この列挙体は、行セットに影響を与えるイベントの種類を記述するために 、IRowsetEvents::OnRowsetEvent メソッドで使用されます。
ROWSETEVENT_TYPE_SCOPESTATISTICS イベントは、IRowsetPrioritization::GetScopeStatistics メソッド呼び出しから入手できるのと同じ情報を提供しますが、プッシュ メカニズムを使用すると次のようになります。
- このイベントは、優先度設定 API が既定以外の優先度設定レベルと 0 以外の統計イベント頻度を要求するために使用されている場合に発生します。
- このイベントは、統計が実際に変更され、 IRowsetPrioritization で指定された間隔が経過した場合にのみ発生します (間隔によってイベントの頻度は保証されません)。
- このイベントは、0 以外のイベントが発生した場合、"バウンス ゼロ" 状態 (追加する残りの項目が 0、残りが 0 の変更) を発生することが保証されます。
- 統計イベントの頻度の前にキューが空になった場合、インデクサーは、このイベントを送信せずにアイテムを処理できます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | searchapi.h |
関連項目
概念
Windows 7 での優先順位付けイベントと行セット イベントのインデックス作成
リファレンス