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NVME_CDW11_FEATURE_TEMPERATURE_THRESHOLD union (nvme.h)

温度しきい値を超えるしきい値と、最大 9 つの温度値の温度しきい値以下を設定するために使用される温度しきい値機能のパラメーターが含まれています。

この構造体の値は、NVME_CDW11_FEATURES構造体の TemperatureThreshold フィールドで使用されます。

コントローラーは、 SMART/正常性情報ログ (NVME_HEALTH_INFO_LOG) で最大 9 つの温度値を報告できます。 たとえば、複合温度センサーと温度センサー 1 から温度センサー 8 などです。 実装されている各温度センサーに関連付けられているのは、温度しきい値以上で、温度しきい値以下です。 温度が、対応する温度しきい値以上または温度しきい値以下の場合は、NVME_HEALTH_INFO_LOG構造体の CriticalWarning フィールドのビット 1 が 1 に設定されます。 これにより、非同期イベントがトリガーされる可能性があります。

温度超過しきい値機能は、複合温度に対して実装されます。 温度しきい値の下の特徴量は、0 以外の警告複合温度しきい値 WCTEMP フィールド値が識別コントローラー NVME_IDENTIFY_CONTROLLER_DATA データ構造で報告された場合に、複合温度に対 して 実装されます。 温度過しきい値と温度しきい値以下の機能は、実装されているすべての温度センサー (ゼロ以外の値を報告するすべての温度センサー フィールド) に対して実装されます。

複合温度の温度超過しきい値機能の既定値は、 WCTEMP が 0 以外の場合、 NVME_IDENTIFY_CONTROLLER_DATA データ構造の WCTEMP フィールドの値です。それ以外の場合は、実装固有です。 実装されているすべての温度センサーの温度超過しきい値の既定値は です FFFFh。 温度しきい値の下で実装されるすべての既定値は です 0h

構文

typedef union {
  struct {
    ULONG TMPTH : 16;
    ULONG TMPSEL : 4;
    ULONG THSEL : 2;
    ULONG Reserved0 : 10;
  } DUMMYSTRUCTNAME;
  ULONG  AsUlong;
} NVME_CDW11_FEATURE_TEMPERATURE_THRESHOLD, *PNVME_CDW11_FEATURE_TEMPERATURE_THRESHOLD;

メンバー

DUMMYSTRUCTNAME

DUMMYSTRUCTNAME.TMPTH

デバイス全体 (コントローラーと NVM を含む) の温度のしきい値を Kelvin の単位で示します。 この値は、[機能の設定] コマンドで適用され、指定された温度センサーとしきい値の種類に対して [機能の取得] コマンドで返されます。

DUMMYSTRUCTNAME.TMPSEL

[フィーチャの設定] コマンドによってしきい値が変更され、しきい値が [フィーチャの取得] コマンドによって返される温度を指定します。

このフィールドには、次の値を使用できます。

説明
0000b 複合温度
0001b 温度センサー 1
0010b 温度センサー 2
0011b 温度センサー 3
0100b 温度センサー 4
0101b 温度センサー 5
0110b 温度センサー 6
0111b 温度センサー 7
1000b 温度センサー 8
1001b - 1110b 予約済み
1111b [機能の設定] コマンドで実装されたすべての温度センサー。 [機能の取得] コマンドで予約されています。

DUMMYSTRUCTNAME.THSEL

[機能の設定 ] コマンドによって変更され、そのしきい値が [機能の取得] コマンドによって返されるしきい値の種類を示すNVME_TEMPERATURE_THRESHOLD_TYPES値を指定します。

DUMMYSTRUCTNAME.Reserved0

AsUlong

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10
Header nvme.h

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