CRYPTCATCDF 構造体 (mscat.h)
[ CRYPTCATCDF 構造体は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 以降のバージョンでは変更または使用できない場合があります。]
CRYPTCATCDF 構造体には、カタログ定義ファイル (CDF) から署名付きカタログ ファイル (.cat) を作成するために使用される情報が含まれています。 この構造は MakeCat ツールで使用されます。
構文
typedef struct CRYPTCATCDF_ {
DWORD cbStruct;
HANDLE hFile;
DWORD dwCurFilePos;
DWORD dwLastMemberOffset;
BOOL fEOF;
LPWSTR pwszResultDir;
HANDLE hCATStore;
} CRYPTCATCDF;
メンバー
cbStruct
この構造体のサイズ (バイト単位)。
hFile
カタログ定義ファイル (.cdf) へのハンドル。
dwCurFilePos
カタログ定義ファイルの先頭からバイト単位で測定されたパーサーの現在位置を示す 値。
dwLastMemberOffset
カタログ定義ファイルで解析された最後のメンバーの位置までのバイト数を示す 値。
fEOF
パーサーがファイルの読み取りを完了したかどうかを示す整数。 TRUE は 、最後の読み取り操作で 0 バイトが返されたことを示します。
pwszResultDir
カタログ ファイル (.cat) が書き込まれるディレクトリの名前を含む null で終わる文字列へのポインター。
hCATStore
カタログ ファイル (.cat) へのハンドル。
解説
パーサーは、CDF を読み取るときに dwCurFilePos と dwLastMemberOffset を更新できます。 ユーザー定義コールバック関数は、CDF の回復可能な解析エラーにこの情報を使用できます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | mscat.h |
関連項目
CryptCATCDFEnumAttributesWithCDFTag