AddVectoredContinueHandler 関数 (errhandlingapi.h)
ベクター化された続行ハンドラーを登録します。
構文
PVOID AddVectoredContinueHandler(
ULONG First,
PVECTORED_EXCEPTION_HANDLER Handler
);
パラメーター
First
ハンドラーを呼び出す順序。 パラメーターが 0 以外の場合、ハンドラーは呼び出される最初のハンドラーです。 パラメーターが 0 の場合、ハンドラーは最後に呼び出されるハンドラーです。
Handler
呼び出されるハンドラーへのポインター。 詳細については、「 VectoredHandler」を参照してください。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は例外ハンドラーへのポインターです。
関数が失敗した場合は、返される値は NULL です。
解説
First パラメーターが 0 以外の場合、ハンドラーは、AddVectoredContinueHandler への後続の呼び出しを使用して別のハンドラーを最初のハンドラーとして指定するまで呼び出される最初のハンドラーです。
VectoredHandler パラメーターが DLL 内の関数を指していて、その DLL がアンロードされている場合、ハンドラーは引き続き登録されます。 これにより、アプリケーション エラーが発生する可能性があります。
ハンドラーの登録を解除するには、 RemoveVectoredContinueHandler 関数を使用します。
この関数を使用するアプリケーションをコンパイルするには、_WIN32_WINNT マクロを 0x0500 以降として定義します。 詳細については、「 Windows ヘッダーの使用」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista、Windows XP Professional x64 Edition [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008、Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | errhandlingapi.h (Windows.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |
関連項目
AddVectoredExceptionHandler 関数、 RemoveVectoredExceptionHandler 関数、 ベクター例外処理、 VectoredHandler