次の方法で共有


DML_ELEMENT_WISE_ADD_OPERATOR_DESC 構造体 (directml.h)

ATensor 内のすべての要素を BTensor の対応する要素に追加し、OutputTensor の対応する要素に結果を配置します。

f(a, b) = a + b

この演算子はインプレース実行をサポートしています。つまり、バインド中に OutputTensor で 1 つ以上の入力テンソルの別名を設定できます。

構文

struct DML_ELEMENT_WISE_ADD_OPERATOR_DESC {
  const DML_TENSOR_DESC *ATensor;
  const DML_TENSOR_DESC *BTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
};

メンバー

ATensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

左側の入力を含むテンソル。

BTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

右側の入力を含むテンソル。

OutputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

結果を書き込む出力テンソル。

解説

この演算子の新しいバージョン (DML_ELEMENT_WISE_ADD1_OPERATOR_DESC) が で DML_FEATURE_LEVEL_2_0導入されました。

可用性

この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_1_0導入されました。

テンソル制約

ATensorBTensorおよび OutputTensor には、同じ DataTypeDimensionCount、および サイズが必要です。

Tensor のサポート

DML_FEATURE_LEVEL_5_1以降

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8
BTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8
OutputTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8

DML_FEATURE_LEVEL_4_1以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、UINT64、UINT32
BTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、UINT64、UINT32
OutputTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、UINT64、UINT32

DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、UINT32
BTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、UINT32
OutputTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、UINT32

DML_FEATURE_LEVEL_2_1以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 4 から 5 FLOAT32、FLOAT16、INT32、UINT32
BTensor 入力 4 から 5 FLOAT32、FLOAT16、INT32、UINT32
OutputTensor 出力 4 から 5 FLOAT32、FLOAT16、INT32、UINT32

DML_FEATURE_LEVEL_1_0以降

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 4 から 5 FLOAT32、FLOAT16
BTensor 入力 4 から 5 FLOAT32、FLOAT16
OutputTensor 出力 4 から 5 FLOAT32、FLOAT16

要件

   
Header directml.h

関連項目

DML_ELEMENT_WISE_ADD1_OPERATOR_DESC