DML_ELEMENT_WISE_ADD1_OPERATOR_DESC 構造体 (directml.h)
ATensor 内のすべての要素を BTensor 内の対応する要素に追加し、その結果を OutputTensor の対応する要素に配置し、融合アクティブ化のオプションを使用します。
f(a, b) = FusedActivation(a + b)
融合されたアクティブ化演算子の説明 (指定されている場合) は、指定されたアクティブ化演算子を出力で実行します。
この演算子はインプレース実行をサポートしています。つまり、バインド中に OutputTensor で 1 つ以上の入力テンソルの別名を設定できます。
構文
struct DML_ELEMENT_WISE_ADD1_OPERATOR_DESC {
const DML_TENSOR_DESC *ATensor;
const DML_TENSOR_DESC *BTensor;
const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
const DML_OPERATOR_DESC *FusedActivation;
};
メンバー
ATensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
左側の入力を含むテンソル。
BTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
右側の入力を含むテンソル。
OutputTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
結果を書き込む出力テンソル。
FusedActivation
型: _Maybenull_ const DML_OPERATOR_DESC*
追加後に適用するオプションの融合アクティブ化レイヤー。 詳細については、「 パフォーマンスを向上させるために融合演算子を使用する」を参照してください。
融合アクティブ化は、出力データ型が FLOAT16 または FLOAT32されている場合にのみ使用できます。
注釈
可用性
この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_2_0
導入されました。
テンソル制約
ATensor、 BTensor、 および OutputTensor には、同じ DataType、 DimensionCount、および サイズが必要です。
Tensor のサポート
DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
ATensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16 |
BTensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16 |
OutputTensor | 出力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16 |
DML_FEATURE_LEVEL_2_0以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
ATensor | 入力 | 4 から 5 | FLOAT32、FLOAT16 |
BTensor | 入力 | 4 から 5 | FLOAT32、FLOAT16 |
OutputTensor | 出力 | 4 から 5 | FLOAT32、FLOAT16 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041) |
Header | directml.h |