ID3D12VideoDevice2::ExecuteExtensionCommand メソッド (d3d12video.h)
ビデオ拡張機能コマンドを実行します。
構文
HRESULT ExecuteExtensionCommand(
ID3D12VideoExtensionCommand *pExtensionCommand,
const void *pExecutionParameters,
SIZE_T ExecutionParametersSizeInBytes,
void *pOutputData,
SIZE_T OutputDataSizeInBytes
);
パラメーター
pExtensionCommand
実行するビデオ拡張機能コマンドを表す ID3D12VideoExtensionCommand へのポインター。 呼び出し元は、コマンドの実行が完了するまでオブジェクトの有効期間を維持します。
pExecutionParameters
コマンドによって定義される実行入力パラメーター構造体へのポインター。 parameters 構造体は 、ID3D12VideoDevice::CheckFeatureSupport の呼び出しによって列挙されるパラメーターと、機能値 が D3D12_FEATURE_VIDEO_EXTENSION_COMMAND_PARAMETERS で、パラメーター ステージ値 が D3D12_VIDEO_EXTENSION_COMMAND_PARAMETER_STAGE_EXECUTION である必要があります。
ExecutionParametersSizeInBytes
pExecutionParameters パラメーター構造体のサイズ (バイト単位)。
pOutputData
コマンドによって定義される実行出力パラメーター構造体へのポインター。
OutputDataSizeInBytes
pExecutionParameters パラメーター構造体のサイズをバイト単位で受け取ります。
戻り値
このメソッドは HRESULT を返します。
注釈
このメソッドを使用して実行されるビデオ拡張コマンドは、このメソッドが戻る前に完了する必要があります。 効率を上げるための拡張実装では、可能な限りこのメソッドを使用するのではなく、コマンド リストで作業をスケジュールする必要があります。 各ビデオ コマンド リストの種類には、スケジュールされた作業用の ExecuteExtensionCommand が用意されています。 具体的な内容は次のとおりです。
- ID3D12VideoDecodeComandlist2::ExecuteExtensionCommand
- ID3D12VideoEncodeComandlist1::ExecuteExtensionCommand
- ID3D12VideoProcessComandlist2::ExecuteExtensionCommand
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 ビルド 20348 |
サポートされている最小のサーバー | Windows 10 ビルド 20348 |
Header | d3d12video.h |