ID3D11On12Device2::ReturnUnderlyingResource メソッド (d3d11on12.h)
このメソッドを使用すると、Direct3D11On12 に Direct3D 11 リソース オブジェクトを返し、リソースが Direct3D11On12 を使用する準備ができたときに (フェンスとフェンス信号値を使用して) 示すことができます。 Direct3D 12 の作業がスケジュールされたら、returnUnderlyingResource を呼び出す必要があります。
構文
HRESULT ReturnUnderlyingResource(
[in] ID3D11Resource *pResource11,
[in] UINT NumSync,
[in] UINT64 *pSignalValues,
[in] ID3D12Fence **ppFences
);
パラメーター
[in] pResource11
型: ID3D11Resource*
返す Direct3D 11 リソース オブジェクト。
[in] NumSync
型: UINT
pSignalValues および
[in] pSignalValues
型: UINT64*
フェンス信号値の配列へのポインター。
[in] ppFences
型: ID3D12Fence**
フェンス オブジェクトの配列へのポインター。
戻り値
型: HRESULT
関数が成功した場合は、S_OKを返します。 それ以外の場合は、HRESULTエラー コードを返します。
備考
リソースを返すときは、リソースが D3D12_RESOURCE_STATE_COMMON 状態に戻り、Direct3D11On12 がリソースを使用する準備ができていることを示すフェンスとフェンス信号の値のセットを指定します。
並列配列 pSignalValues と ppFencesには、リソースに対する保留中の作業が含まれます。 Direct3D11On12 変換レイヤーは、リソースに対して作業がスケジュールされるまで、これらの引数の待機を延期します。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows 10 バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041) |
サポートされる最小サーバー | Windows Server バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041) |
ヘッダー | d3d11on12.h |
ライブラリ | D3D11.lib |
DLL | D3D11.dll |