次の方法で共有


DsBackupOpenFile 関数

[この関数は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 それより後のバージョンでは、変更されるか、使用できなくなる場合があります。 Windows Vista 以降では、代わりにボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) を使用します。

DsBackupOpenFile 関数は、指定されたファイルを開き、バックアップ用にファイルを準備するために必要なクライアントとサーバーの操作を実行します。

構文

HRESULT DsBackupOpenFile(
  _In_  HBC           hbc,
  _In_  LPCTSTR       szAttachmentName,
  _In_  DWORD         cbReadHintSize,
  _Out_ LARGE_INTEGER *pliFileSize
);

パラメーター

hbc [in]

DsBackupPrepare 関数で取得した バックアップ コンテキスト ハンドルを 格納します。

szAttachmentName [in]

開くバックアップ ファイルの名前を指定する null で終わる文字列へのポインター。

cbReadHintSize [in]

DsBackupRead 関数で pvBuffer 引数として渡されるバッファーの可能なサイズ (バイト単位) を格納します。 バックアップ関数では、この値をヒントとして使用してネットワーク トラフィックを最適化します。 この値は 8192 の倍数で、24576 以上である必要があります。

pliFileSize [out]

開かれたバックアップ ファイルのサイズ (バイト単位) を受け取るLARGE_INTEGER値へのポインター。

戻り値

関数が 成功した場合はS_OK を返し、それ以外の場合は Win32 または RPC エラー コードを返します。 次の一覧に、考えられるその他のエラー コードを示します。

ERROR_ACCESS_DENIED

呼び出し元には、この関数を呼び出す適切なアクセス特権がありません。 DsSetAuthIdentity 関数を使用して、バックアップおよび復元関数に使用する資格情報を設定できます。

ERROR_INVALID_PARAMETER

hbcszAttachmentName、または pliFileSize が無効です。

要件

要件 Value
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008
ヘッダー
Ntdsbcli.h
ライブラリ
Ntdsbcli.lib
[DLL]
Ntdsbcli.dll
Unicode 名と ANSI 名
DsBackupOpenFileW (Unicode) と DsBackupOpenFileA (ANSI)

関連項目

DsBackupRead

Active Directory サーバーのバックアップ

ディレクトリ バックアップ関数