DXGI 1.5 の機能強化
出力形式のより柔軟な指定と重複をサポートするために、次の機能が Microsoft DirectX グラフィックス インフラストラクチャ (DXGI) 1.5 に追加されました。
高いダイナミック レンジおよび広い色域
高ダイナミック レンジディスプレイと高度なカラー を備えた DirectX の使用に関するを参照してください。
可変リフレッシュ レートの表示
出力の複製
元の DuplicateOutput メソッドのより柔軟で高いパフォーマンス バージョンを提供するために、単一のメソッドである DuplicateOutput1を持つ単一のインターフェイスである IDXGIOutput5が DXGI 1.5 に追加されました。 DuplicateOutput1 を使用すると、IDXGIOutputDuplication オブジェクトから返される全画面表示サーフェスでサポートされている形式の一覧を指定し、HDR および WCG コンテンツをキャプチャできます。
リソースの提供と回収
OfferResources1と ReclaimResources1メソッドが新しいインターフェイス (IDXGIDevice4) に追加され、リソースの破棄に加えてメモリのコミット解除が可能になります。 新しい DXGI_OFFER_RESOURCE_FLAG_ALLOW_DECOMMIT フラグにオプトインすると、新しい回収結果を適切に処理する必要があります。
関連トピック
DXGI の プログラミング ガイド