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IWSDOutboundAttachment::Close メソッド (wsdattachment.h)

現在の添付ファイル MIME データ ストリームを閉じます。

構文

HRESULT Close();

戻り値

可能な戻り値には、次のものが含まれますが、これらに限定されません。

リターン コード 説明
S_OK
メソッドは正常に完了しました。 添付ファイル ストリーム内のすべてのデータが正常に転送されました。
HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_INVALID_OPERATION)

Write が呼び出される前に Close が呼び出されました。 添付ファイル ストリームを閉じる前に Write を呼び出す必要があります。

STG_S_BLOCK
内部バッファーを使用できませんでした。 添付ファイル ストリーム内のデータが正常に転送されませんでした。

解説

Close は、現在の添付ファイル ストリームで送信するデータがアプリケーションにないことを示すために使用されます。 戻り値は、以前の書き込み操作でエラーが発生したか、接続を閉じる問題を示している可能性があります。

以前の書き込み操作が完了するまで待機している間、閉じるとブロックされることがあります。 以前の書き込み操作が完了するまで待機している間、閉じると最大 30 秒間 (HTTP 送信タイムアウトごと) ブロックされる場合があります。

Close メソッドは、STG_S_BLOCKを返した Close の試行が失敗した後に正常に返される場合があります。 後続の成功は、最初の試行が失敗した後に内部バッファーが使用できるように解放されたことを示します。 アプリケーションがSTG_S_BLOCK受信した場合、アプリケーションは Close を再度呼び出すか、Abort メソッドを使用してデータ転送を終了できます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wsdattachment.h (Wsdapi.h を含む)
[DLL] Wsdapi.dll

関連項目

IWSDInboundAttachment

IWSDOutboundAttachment

IWSDOutboundAttachment::Abort

IWSDOutboundAttachment::Write