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IWMDMLogger インターフェイス (wmdmlog.h)

IWMDMLogger インターフェイスは、Windows Media デバイス マネージャー アプリケーションとサービス プロバイダーが共通のログ ファイルにエントリを記録するために使用されます。 このオブジェクトを使用するためにコンポーネントを認定する必要はありません。

このインターフェイスは、次に示すように、クラス ID CLSID_WMDMLoggerを使用して作成する必要がある COM オブジェクトによって公開されます。


IWMDMLogger* m_pLogger = NULL;
CoCreateInstance(CLSID_WMDMLogger, NULL, CLSCTX_ALL, __uuidof(IWMDMLogger), (void**)&m_pLogger);

このインターフェイス GUID は mssachlp.lib で正しく定義されていません。したがって、このインターフェイスを実装するときに適切な定義を取得するには、wmdmlog.idl から mswmdm.h と wmdmlog_i.c の両方を #include する必要があります。

継承

IWMDMLogger インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IWMDMLogger には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IWMDMLogger インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IWMDMLogger::Enable

Enable メソッドは、ログ記録を有効または無効にします。 ログ記録は既定で有効になっています。
IWMDMLogger::GetLogFileName

GetLogFileName メソッドは、現在のログ ファイルへの完全なパスを返します。
IWMDMLogger::GetSizeParams

GetSizeParams メソッドは、現在のログ ファイルの現在のサイズ パラメーターを取得します。
IWMDMLogger::IsEnabled

IsEnabled メソッドは、ログ記録が有効かどうかを決定します。
IWMDMLogger::LogDword

LogDword メソッドは、DWORD 値を現在のログ ファイルに記録します。 キャリッジ リターンとライン フィードが各ログ エントリに追加されます。
IWMDMLogger::LogString

LogString メソッドは、文字列を現在のログ ファイルに記録します。 キャリッジ リターンとライン フィードが各ログ エントリに追加されます。
IWMDMLogger::Reset

Reset メソッドは、現在のログ ファイルの内容を削除します。
IWMDMLogger::SetLogFileName

SetLogFileName メソッドは、現在のログ ファイルへの完全なパスを設定します。 後続のすべてのログ エントリは、このファイルに配置されます。
IWMDMLogger::SetSizeParams

SetSizeParams メソッドは、現在のログ ファイルの現在のサイズ パラメーターを設定します。

要件

   
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wmdmlog.h

関連項目

ログ記録の有効化

サービス プロバイダーとアプリケーションのインターフェイス