ITAddressTranslation インターフェイス (tapi3if.h)
ITAddressTranslation インターフェイスには、呼び出し元のアドレスを別の形式に変換できるメソッドが用意されています。 たとえば、アプリケーションでは、呼び出しを行う前に、アドレスを正規からダイヤル可能に変換する必要がある場合があります。
このインターフェイスの最も一般的な用途は、ITAddress::CreateCall に必要な pDestAddress 文字列を取得することです。 翻訳するアドレスは、主に正規形式の電話番号です。
ITAddressTranslation インターフェイスは、Address オブジェクトで公開されます。 ポインターは、ITAddress で QueryInterface を呼び出すことで取得できます。
詳細については、「 アドレス変換 」と「 ダイヤル可能なアドレス」を参照してください。
継承
ITAddressTranslation インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 ITAddressTranslation には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ITAddressTranslation インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ITAddressTranslation::EnumerateCallingCards EnumerateCallingCards メソッドは、アドレスに関連付けられている呼び出し元カードを列挙します。 このメソッドは、C および C++ アプリケーションに対して提供されます。 Visual Basic で記述されたものなどのオートメーション クライアント アプリケーションでは、get_CallingCards メソッドを使用する必要があります。 |
ITAddressTranslation::EnumerateLocations EnumerateLocations メソッドは、現在使用可能なアドレスの場所を列挙します。 このメソッドは、C および C++ アプリケーションに対して提供されます。 Visual Basic で記述されたものなどのオートメーション クライアント アプリケーションでは、get_Locations メソッドを使用する必要があります。 |
ITAddressTranslation::get_CallingCards get_CallingCards メソッドは、アドレスに関連付けられた呼び出し元カードのコレクションを作成します。 |
ITAddressTranslation::get_Locations get_Locations メソッドは、現在使用可能なアドレスの場所のコレクションを作成します。 このメソッドは、Visual Basic で記述されたものなど、Automation クライアント アプリケーション用に提供されます。 C および C++ アプリケーションでは、EnumerateLocations メソッドを使用する必要があります。 |
ITAddressTranslation::TranslateAddress TranslateAddress メソッドは、アドレス変換情報インターフェイスを作成します。 |
ITAddressTranslation::TranslateDialog TranslateDialog メソッドは、ダイヤルされようとしている電話番号の現在の場所を変更し、場所を調整し、カードパラメーターを呼び出して、その効果を確認できるようにするアプリケーション モーダル ダイアログ ボックスを表示します。 |
要件
要件 | 値 |
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対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tapi3if.h (Tapi3.h を含む) |