次の方法で共有


Address オブジェクト

Address オブジェクトは、呼び出しを行ったり受信したりできるエンティティを表します。 このオブジェクトは、アプリケーションが次のようなさまざまな操作を実行できるようにするインターフェイスとメソッドを公開します。

  • 指定されたアドレスが、特定のメディアタイプのニーズセットをサポートできるかどうかを検出します。
  • アドレスに現在関連付けられている呼び出しを列挙します。
  • 呼び出しを作成または転送します。
  • 関連付けられているサービス プロバイダーの名前を取得します。
  • メディア サービス プロバイダーが存在する場合は、詳細なターミナル操作を可能にするインターフェイス ポインターを取得します。
  • メッセージが待機しているかどうかなど、その他の情報を取得して設定します。

ほとんどのアドレスはターミナルに関連付けられていますが、これは一様ではありません。 たとえば、サーバー上の機器へのアクセスを提供するリモート TSP は、ローカル コンピューター上のアドレスを持ちますが、ターミナルにはアクセスできません。 また、スピーカーレス モデムには、そのアドレスに関連付けられているターミナルはありません。

アドレスに関連付けられたターミナルがない場合、 ITTerminalSupport インターフェイスは オブジェクトで公開されません。

[ アドレスの選択] コード例は、アドレス オブジェクト ポインターを取得するための基本的なプロセスを示しています。

Address オブジェクトに関連付けられているすべてのインターフェイスの一覧については、「Address オブジェクト インターフェイス」を参照してください。