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IRealTimeStylus::AddCustomStylusDataToQueue メソッド (rtscom.h)

RealTimeStylus クラス オブジェクトの指定したキューにカスタム データを追加します。

構文

HRESULT AddCustomStylusDataToQueue(
  [in] StylusQueue sq,
  [in] const GUID  *pGuidId,
  [in] ULONG       cbData,
  [in] BYTE        *pbData
);

パラメーター

[in] sq

カスタム データを追加するスタイラス キューを指定する StylusQueue 列挙

[in] pGuidId

sq で指定されたキューに追加するデータの GUID。

[in] cbData

pbData が指し示し、指定したキューに追加されるデータのサイズを chars 単位で指定します。

[in] pbData

指定したキューに追加するカスタム データ。 NULL ではない可能性があります。

戻り値

戻り値の説明については、「 RealTimeStylus クラスとインターフェイス」を参照してください。

注釈

sq パラメーターを使用して、データを追加するキューを指定します。 GUID を使用してデータを識別します。

sq パラメーターは、カスタム データを追加する場所を指定します。 カスタム データの追加は、次のいずれかとして指定します。

  • 入力キューで処理される次のパケット。
  • 現在処理されているパケットの前に出力キューに追加されるパケット。
  • 現在キューで処理されているパケットの後に出力キューに追加されるパケット。
入力キューにデータが追加されると、出力キューに自動的に追加されます。 挿入されたデータの順序は、sq パラメーターに AsyncStylusQueueImmediate を渡すことによってのみ、出力キューで制御できます。

GUID は、プラグインやリアルタイム スタイラス以外のオブジェクトで使用して、カスタマイズされた情報をキューに追加できます。 このメソッドは、 RealTimeStylus クラス オブジェクトへの参照を持つ任意のオブジェクトから呼び出すことができます。 呼び出し元オブジェクトはプラグインである必要はありません。

IRealTimeStylus::AddCustomStylusDataToQueue メソッド を使用すると、選択や消去などの機能を追加できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP タブレット PC エディション [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー サポートなし
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rtscom.h
[DLL] RTSCom.dll

こちらもご覧ください

DynamicRenderer クラス

IRealTimeStylus

RealTimeStylus クラス

StylusQueue 列挙