StylusQueue 列挙 (rtscom.h)
スタイラス データを追加するキューを指定します。
構文
typedef enum StylusQueue {
SyncStylusQueue = 0x1,
AsyncStylusQueueImmediate = 0x2,
AsyncStylusQueue = 0x3
} ;
定数
SyncStylusQueue 値: 0x1 データが入力キューに追加されます。 入力キューにデータが追加されると、出力キューに自動的に追加されます。 |
AsyncStylusQueueImmediate 値: 0x2 データが出力キューに追加されます。 データは、現在処理されているデータの前に追加されます。 |
AsyncStylusQueue 値: 0x3 データが出力キューに追加されます。 |
注釈
パケット データは同期プラグインによって処理されると、出力キューに追加されます。 非同期プラグインは、キューからデータを抽出します。 キューに保持できるデータの量は、Pen Input Service の内部キューに基づいており、約 10 秒分のデータに制限されます。 キューがいっぱいになった後、連続するすべてのパケットが失われます。 キューは、データ ストアとしてのみ使用されます。 キューからのデータを処理することも、カスタマイズしたデータをキューに追加することもできます。
入力キューは、 RealTimeStylus クラス オブジェクトの代替入力ソースです。 Pen Input Service は、 RealTimeStylus クラス オブジェクトが次に処理するパケット データをチェックするときに優先されます。 入力キューを使用すると、すべてのプラグインにデータを送信できますが、出力キューは非同期プラグインにのみデータを送信するために使用されます。
パケット データ プロセス フローは次のとおりです。
- RealTimeStylus クラス オブジェクトは、パケット データを同期プラグインに送信します。
- RealTimeStylus クラス オブジェクトは、処理されたパケット データを出力キューに格納します。
- RealTimeStylus クラス オブジェクトは、入力キュー内の保留中のパケット データをチェックします。 保留中のパケット データがある場合は、そのパケット データが取得され、手順 1 から処理されます。
- RealTimeStylus クラス オブジェクトは、ペン入力サービスからの保留中のパケット データをチェックします。 保留中のパケット データがある場合は、ステップ 1 から取得および処理されます。
- 手順 3 と 手順 4 を繰り返します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP タブレット PC エディション [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
Header | rtscom.h |