VariantToDosDateTime 関数 (propvarutil.h)
VARIANT 構造体から Microsoft MS-DOS 形式の日付と時刻の値を抽出します。
構文
PSSTDAPI VariantToDosDateTime(
[in] REFVARIANT varIn,
[out] WORD *pwDate,
[out] WORD *pwTime
);
パラメーター
[in] varIn
型: REFVARIANT
ソース VARIANT 構造体への参照。
[out] pwDate
種類: WORD*
この関数から戻るときに、MS-DOS 日付を表す抽出された WORD が含まれます。
[out] pwTime
種類: WORD*
この関数が戻るときに、MS-DOS 時刻を表す抽出された WORD を含む抽出された が格納されます。
戻り値
型: HRESULT
この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
このヘルパー関数は、呼び出し元のアプリケーションが VARIANT で datetime 値を保持することを想定している場合に使用されます。
ソース VARIANT が VT_DATE 型の場合、この関数は datetime 値を抽出します。
ソース VARIANT が 型VT_DATEでない場合、関数は VARIANT 構造体の値を適切な形式に変換しようとします。 変換できない場合、 VariantToDosDateTime はエラー コードを返します。 可能な変換の一覧については、「 PropVariantChangeType 」を参照してください。
pwDate、pwTime、およびソースの datetime 値の形式の詳細については、「DosDateTimeToVariantTime」を参照してください。
例
次の例は、より大きなプログラムの一部として含めるために、 VariantToDosDateTime を使用して VARIANT の datetime 値にアクセスする方法を示しています。
// VARIANT var;
// Assume variable var is initialize and valid.
// The application expects var to hold a VT_DATE value.
WORD wDate;
WORD wTime;
HRESULT hr = VariantToDosDateTime(var, &wDate, &wTime);
if (SUCCEEDED(hr))
{
// wDate and wTime are now valid.
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | propvarutil.h |
Library | Propsys.lib |
[DLL] | Propsys.dll (バージョン 6.0 以降) |
再頒布可能パッケージ | Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0 |