InitPropVariantFromResource 関数 (propvarutil.h)
実行可能ファイルに埋め込まれた文字列リソースに基づいて PROPVARIANT 構造体を初期化します。
構文
PSSTDAPI InitPropVariantFromResource(
[in] HINSTANCE hinst,
[in] UINT id,
[out] PROPVARIANT *ppropvar
);
パラメーター
[in] hinst
種類: HINSTANCE
実行可能ファイルに文字列リソースが含まれているモジュールのインスタンスを処理します。
[in] id
型: UINT
読み込まれる文字列の整数識別子。
[out] ppropvar
型: PROPVARIANT*
この関数が戻るとき、 には初期化された PROPVARIANT 構造体が 含まれます。
戻り値
種類: HRESULT
この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
解説
この関数は、VT_LPWSTRプロパティバリアントを作成します。 指定したリソースが存在しない場合は、空の文字列で PROPVARIANT を初期化します。 1024 文字を超えるリソース文字列は切り捨てられ、null で終わる。
例
大規模なプログラムの一部として含める次の例では、 InitPropVariantFromResource の使用方法を示します。
// HINSTANCE hinst;
// UINT id;
// Assume variables hinst and id are initialized and valid.
PROPVARIANT propvar;
HRESULT hr = InitPropVariantFromResource(hinst, id, &propvar);
if (SUCCEEDED(hr))
{
// propvar now is valid and has type VT_LPWSTR.
PropVariantClear(&propvar);
}
要件
サポートされている最小のクライアント | WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | propvarutil.h |
Library | Propsys.lib |
[DLL] | Propsys.dll (バージョン 6.0 以降) |
再頒布可能パッケージ | Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0 |