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IPropertySystem::RegisterPropertySchema メソッド (propsys.h)

プロパティ記述スキーマ ファイルの追加をスキーマ サブシステムに通知します。

構文

HRESULT RegisterPropertySchema(
  [in] LPCWSTR pszPath
);

パラメーター

[in] pszPath

種類: LPCWSTR

ローカル コンピューター上の .propdesc ファイルのファイル パスへのポインター。

戻り値

型: HRESULT

次のいずれかの値を返します。

リターン コード 説明
S_OK
スキーマが登録されていることを示します。
E_ACCESSDENIED
呼び出し元コンテキストに適切な特権がないことを示します。
INPLACE_S_TRUNCATED
スキーマ内の 1 つ以上のプロパティの説明が登録されていないことを示します。

注釈

このメソッドは、ローカル コンピューター上の .propdesc ファイルへのファイル パスを使用して、プロパティ記述スキーマ (.propdesc) ファイルの追加をスキーマ サブシステムに通知します。 ファイルがコンピューターに初めてインストールされている場合にのみ、このメソッドを呼び出します。 通常、セットアップ アプリケーションでは、.propdesc ファイルをインストールした後にこのメソッドを呼び出します。これは、アプリケーションのインストール ディレクトリの "Program Files" に格納する必要があります。 複数のスキーマ ファイルをバッチ登録するために 、IPropertySystem::RegisterPropertySchema に対して複数の呼び出しを行うことができます。

プロパティの説明が読み込まれなくなるエラーが発生した場合、原因はアプリケーション イベント ログに記録されます。 呼び出し元のコンテキストに HKLM (HKEY_LOCAL_MACHINE) への書き込みアクセスを含む適切な特権がない場合、このメソッドは E_ACCESSDENIED で失敗します。 呼び出し元のアプリケーションは、制限付きユーザー アカウント (LUA) メカニズムを使用して特権を取得する必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー propsys.h
[DLL] Propsys.dll (バージョン 5.0 以降)
再頒布可能パッケージ Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0

こちらもご覧ください

IPropertySystem