PeerCollabSetObject 関数 (p2p.h)
PeerCollabSetObject 関数は、ピア コラボレーション ネットワークで使用されるピア データ オブジェクトを作成または更新します。
構文
NOT_BUILD_WINDOWS_DEPRECATE HRESULT PeerCollabSetObject(
[in] PCPEER_OBJECT pcObject
);
パラメーター
[in] pcObject
ピア コラボレーション ネットワーク上のピア オブジェクトを含む PEER_OBJECT 構造体へのポインター。
戻り値
関数が成功した場合は、S_OKを返します。 それ以外の場合、関数は次のいずれかの値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
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この操作をサポートするのに十分なメモリがありません。 |
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引数の 1 つが無効です。 |
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Windows ピア インフラストラクチャが初期化されていません。 関連する初期化関数を呼び出す必要があります。 |
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この操作では、ユーザーがサインインする必要があります。 |
注釈
ピア オブジェクトは、画像、アバター、証明書、特定の説明など、特定のアプリケーションに関連付けられている実行時データ項目です。 各ピア オブジェクトのサイズは 16,000 未満である必要があり、0 にすることはできません。
オブジェクトが既に発行されている場合、 PeerCollabSetObject は既存のオブジェクト データを更新します。 オブジェクトを更新する最後のアプリケーションは、 オブジェクトの所有権を取得します。 その結果、アプリケーションが終了した場合、オブジェクトは削除されます。
関連付けられたアプリケーションが閉じるのではなく、サインアウトのためにオブジェクトの '発行済み' 状態が削除された場合、アプリケーションは次回ユーザーがサインオンするときのオブジェクトの発行を担当します。
このピア オブジェクトを監視している信頼された連絡先には、ローカルで PEER_EVENT_OBJECT_CHANGED イベントが発生し、このピア オブジェクトの状態の変化が通知されます。
PeerCollabSetObject を 使用して、最大 128 個のオブジェクトを発行できます。
特定の GUID を持つ 1 つのオブジェクトが、いつでも公開されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | p2p.h |
Library | P2P.lib |
[DLL] | P2P.dll |