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PEER_OBJECT 構造体 (p2p.h)

PEER_OBJECT構造には、ピア コラボレーション ネットワーク内の信頼された連絡先と共有できるアプリケーション固有のランタイム情報が含まれています。

構文

typedef struct peer_object_tag {
  GUID      id;
  PEER_DATA data;
  DWORD     dwPublicationScope;
} PEER_OBJECT, *PPEER_OBJECT;

メンバー

id

ピア オブジェクトが一意に登録される GUID 値。

data

PEER_DATA ピア オブジェクトを記述する情報を含む構造体です。

dwPublicationScope

この ピア オブジェクトのパブリケーション スコープを指定する列挙値をPEER_PUBLICATION_SCOPEします。

注釈

ピア オブジェクトは、画像やアバター、証明書、特定の説明など、特定のアプリケーションに関連付けられた実行時データ項目です。 各ピア オブジェクトのサイズは 16K 未満である必要があります。

このピア オブジェクトを監視している信頼された連絡先には、このピア オブジェクトの状態の変化を通知するPEER_EVENT_OBJECT_CHANGED イベントが発生します。

ピア オブジェクト情報は、この構造体の データ メンバーに含まれており、最大サイズが 16K のバイト バッファーとして表されます。

ピア オブジェクトの有効期間は、登録したアプリケーションの有効期間に関連付けられます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー サポートなし
Header p2p.h

こちらもご覧ください

PEER_DATA

ピア コラボレーション API の構造