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IPropertySheetProvider::Show メソッド (mmc.h)

IPropertySheetProvider::CreatePropertySheet で設定されている型がプロパティ シートの場合、IPropertySheetProvider::Show は非表示ウィンドウに親されているプロパティ シート フレームを表示します。 IPropertySheetProvider::CreatePropertySheet で設定された型がウィザードの場合、IPropertySheetProvider::Show は、このメソッドに渡されるハンドルに親されるプロパティ シート フレームを表示します。

構文

HRESULT Show(
  [in] LONG_PTR window,
  [in] int      page
);

パラメーター

[in] window

親ウィンドウへのハンドルを示す 値です。

[in] page

プロパティ シートのどのページを表示するかを示す 値です。 インデックスは 0 です。

戻り値

このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。

注釈

IPropertySheetProvider::Show( –1, 0) はE_FAILを返します。 この場合、このリターン コードは無視できます。

スナップインが IPropertySheetProvider::CreatePropertySheet の呼び出しでプロパティ シートを作成する場合は、 必要に応じて 、IPropertySheetProvider::AddPrimaryPagesIPropertySheetProvider::AddExtensionPages を呼び出し、プロパティ シートを表示しないことを決定した後、 IPropertySheetProvider::Show( –1, 0) を呼び出してプロパティ シートを削除し、そのリソースを解放する必要があります。 この場合、スナップインは、作成したプロパティ ページ ハンドルを削除する必要があります。 これは、MMC がプロパティ ページ ハンドルを使用しないため、スナップインが IPropertySheetProvider::Show( –1, 0)を呼び出す前または後に行うことができます。

IPropertySheetProvider::Show( –1, 0) は、現在のプロパティ シート (作成されたものの、まだ表示されていないもの) のみを削除します。 プロパティ シートが表示された後、スナップインはプログラムで閉じることができません。 表示されているプロパティ シートを閉じることができるのは、ユーザーだけです。 この場合、MMC は、スナップインによって提供されるすべての関連付けられたプロパティ ページ (PROPSHEETPAGE 構造体) を自動的に削除します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mmc.h
[DLL] Mmcndmgr.dll

こちらもご覧ください

IPropertySheetProvider