SESSION_INFO_502 構造体 (lmshare.h)
コンピューターの名前など、セッションに関する情報が含まれます。ユーザーの名前。コンピューター上のファイル、パイプ、およびデバイスを開く。クライアントが使用しているトランスポートの名前。
構文
typedef struct _SESSION_INFO_502 {
LMSTR sesi502_cname;
LMSTR sesi502_username;
DWORD sesi502_num_opens;
DWORD sesi502_time;
DWORD sesi502_idle_time;
DWORD sesi502_user_flags;
LMSTR sesi502_cltype_name;
LMSTR sesi502_transport;
} SESSION_INFO_502, *PSESSION_INFO_502, *LPSESSION_INFO_502;
メンバー
sesi502_cname
セッションを確立したコンピューターの名前を指定する Unicode 文字列へのポインター。 この文字列には円記号 (\) を含めることはできません。
sesi502_username
セッションを確立したユーザーの名前を指定する Unicode 文字列へのポインター。
sesi502_num_opens
セッション中に開かれたファイル、デバイス、パイプの数を指定します。
sesi502_time
セッションがアクティブになっている秒数を指定します。
sesi502_idle_time
セッションがアイドル状態になった秒数を指定します。
sesi502_user_flags
ユーザーがセッションを確立した方法を説明する値を指定します。 このメンバーには、次のいずれかの値を指定できます。
値 | 意味 |
---|---|
|
sesi502_username メンバーによって指定されたユーザーは、ゲスト アカウントを使用してセッションを確立しました。 |
|
sesi502_username メンバーによって指定されたユーザーは、パスワード暗号化を使用せずにセッションを確立しました。 |
sesi502_cltype_name
セッションを確立したクライアントの種類を指定する Unicode 文字列へのポインター。 LAN Manager サーバーに定義されている種類を次に示します。
値 | 意味 |
---|---|
|
MS-DOS 1.0 クライアントの LAN マネージャー。 |
|
MS-DOS 2.0 クライアントの LAN マネージャー。 |
|
MS-OS/2 1.0 クライアントの LAN マネージャー。 |
|
MS-OS/2 2.0 クライアント用 LAN Manager。 |
UNIX を実行している LAN Manager サーバーからのセッションも LAN Manager 2.0 として表示されます。
sesi502_transport
クライアントがサーバーとの通信に使用しているトランスポートの名前を指定します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | lmshare.h (include Lm.h) |