IFileSystemImage3 インターフェイス (imapi2fs.h)
このインターフェイスを使用して、UDF ファイル システム (rev 2.50 以降) のメタデータとメタデータミラーファイルを設定またはチェックして、冗長性を判断します。
継承
IFileSystemImage3 インターフェイスは、IFileSystemImage2 から継承されます。 IFileSystemImage3 には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IFileSystemImage3 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IFileSystemImage3::get_CreateRedundantUdfMetadataFiles UDF メタデータがファイル システム イメージ内で冗長かどうかを指定するプロパティ値を取得します。 |
IFileSystemImage3::P robeSpecificFileSystem 現在のメディア上の特定のファイル システムが IMAPI を介して追加可能かどうかを判断します。 |
IFileSystemImage3::p ut_CreateRedundantUdfMetadataFiles UDF メタデータがファイル システム イメージ内で冗長になるかどうかを指定する プロパティを設定します。 |
解説
メタデータとメタデータミラーファイルが冗長性のために設定されている場合、IMAPI はファイル システム イメージ内の各ファイルの同じコピーを作成します。これにより、フォールト トレランスのレベルが向上します。 メタデータ ファイルが冗長性のために設定されていないシナリオでは、IMAPI はファイル システム イメージに 1 つのコピーのみを作成します。これにより、書き込まれたディスクに数 MB の領域を節約できます。
既定では、メタデータ冗長オプションは TRUE に設定されています。
IFileSystemImage3 は、 MsftFileSystemImage3 オブジェクトの既定のインターフェイスです。
このインターフェイスは、Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1)、Windows XP with Service Pack 2 (SP2)、Windows Vista (Windows Feature Pack for Storage) でサポートされています。 この更新プログラム パッケージによって提供されるすべての機能は、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 でネイティブにサポートされています。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista、WINDOWS XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | imapi2fs.h |
関連項目