ONEX_EAP_METHOD_BACKEND_SUPPORT列挙 (dot1x.h)
ONEX_EAP_METHOD_BACKEND_SUPPORT列挙型は、802.1X 認証用にサプリカントで構成された EAP メソッドが認証サーバーでサポートされているかどうかを示す値を指定します。
構文
typedef enum _ONEX_EAP_METHOD_BACKEND_SUPPORT {
OneXEapMethodBackendSupportUnknown,
OneXEapMethodBackendSupported,
OneXEapMethodBackendUnsupported
} ONEX_EAP_METHOD_BACKEND_SUPPORT;
定数
OneXEapMethodBackendSupportUnknown 802.1X 認証用にサプリカントで構成された EAP メソッドが認証サーバーでサポートされているかどうかは不明です。 この値は、802.1X 認証プロセスが初期状態の場合に返すことができます。 |
OneXEapMethodBackendSupported 802.1X 認証用にサプリカントで構成された EAP メソッドは、認証サーバーでサポートされています。 802.1X ハンドシェイクは、使用できる EAP メソッドを決定するために使用されます。 |
OneXEapMethodBackendUnsupported 802.1X 認証用にサプリカントで構成された EAP メソッドは、認証サーバーではサポートされていません。 |
解説
ONEX_EAP_METHOD_BACKEND_SUPPORT列挙は、Windows Vista 以降でサポートされている新しいワイヤレス構成コンポーネントである 802.1X モジュールによって使用されます。
ONEX_RESULT_UPDATE_DATAには、802.1X 認証への状態変更に関する情報が含まれています。 WLAN_NOTIFICATION_DATA構造体のNotificationSource メンバーがWLAN_NOTIFICATION_SOURCE_ONEXされ、受信した通知のWLAN_NOTIFICATION_DATA構造体の NotificationCode メンバーが OneXNotificationTypeResultUpdate である場合、ONEX_RESULT_UPDATE_DATA構造体が返されます。 この通知では、WLAN_NOTIFICATION_DATA 構造体の pData メンバーは、802.1X 認証状態の変更に関する情報を含むONEX_RESULT_UPDATE_DATA構造体を指します。
ONEX_RESULT_UPDATE_DATA 構造体の BackendSupport メンバーには、ONEX_EAP_METHOD_BACKEND_SUPPORT列挙体の値が含まれています。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | dot1x.h |