ACM アーキテクチャについて
自動構成モジュール (ACM) は、Windows Vista 用の新しいワイヤレス構成コンポーネントです。 Windows XP Service Pack 3 (SP3) と Windows XP service Pack 2 (SP2) 用ワイヤレス LAN API では、代わりにワイヤレス ゼロ構成 (WZC) サービスが使用されます。
ACM はネットワークを定期的にスキャンし、反復プロセスを使用して、そのネットワークで自動接続が有効になっているインターフェイスがある場合、その範囲内で最も優先されるネットワークを選択して接続します。 また、ACM は、ACM、メディア固有モジュール (MSM)、セキュリティ、および独立したハードウェア ベンダー (IHV) の設定を含むネットワーク プロファイルを保存および取得します。 これらのネットワーク プロファイルは、自動構成用です。
自動構成では、グローバル設定とインターフェイスごとの設定とネットワーク プロファイルの両方がサポートされます。 グローバル設定とネットワーク プロファイルは、コンピューターがドメイン レベルまたは Active Directory (AD) 階層の組織単位 (OU) レベルでグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を持つドメインに参加している場合に構成されます。 これらのグループ ポリシー設定とプロファイルは読み取り専用であり、システム内の各 802.11 インターフェイスに適用され、インターフェイスごとおよびユーザーごとの設定とネットワーク プロファイルよりも常に優先されます。 グループ ポリシー プロファイルは、各 802.11 ネットワーク インターフェイスの優先ネットワーク プロファイル リストの一番上に配置されます。
ACM アーキテクチャは拡張可能です。 IHV は、提供されるネイティブ 802.11 フレームワークを変更することなく、独自のワイヤレス機能を実装できます。 公開されている IHV コントロールの関数と構造体により、この機能拡張が可能になります。
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