IConnector インターフェイス (devicetopology.h)
IConnector インターフェイスは、コンポーネント間の接続ポイントを表します。 クライアントは、IDeviceTopology::GetConnector メソッドまたは IConnector::GetConnectedTo メソッドを呼び出すか、パラメーター iid が REFIID IID_IConnectorに設定された IPart::QueryInterface メソッドを呼び出すことによって、IConnector インターフェイスへの参照を取得します。
IConnector インターフェイス インスタンスは、次を表すことができます。
- ハードウェアの一部のオーディオ ジャック
- 統合エンドポイント デバイスへの内部接続 (ラップトップ コンピューターの内蔵マイクなど)
- DMA 転送を介して実装されたソフトウェア接続
デバイス トポロジの一部には、コネクタまたはサブユニットを指定できます。 IPart インターフェイスは、コネクタとサブユニットに共通のメソッドを提供します。
IConnector インターフェイスを使用するコード例については、デバイス トポロジの GetHardwareDeviceTopology 関数と SelectCaptureDevice 関数の実装に関するページを参照してください。
継承
IConnector インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IConnector には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IConnector インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IConnector::ConnectTo ConnectTo メソッドは、このコネクタを別のデバイス トポロジ オブジェクト内のコネクタに接続します。 |
IConnector::D isconnect Disconnect メソッドは、このコネクタを別のコネクタから切断します。 |
IConnector::GetConnectedTo GetConnectedTo メソッドは、このコネクタが接続されているコネクタを取得します。 |
IConnector::GetConnectorIdConnectedTo GetConnectorIdConnectedTo メソッドは、このコネクタが接続されているコネクタのグローバル ID (存在する場合) を取得します。 |
IConnector::GetDataFlow GetDataFlow メソッドは、このコネクタを経由するデータ フローの方向を取得します。 |
IConnector::GetDeviceIdConnectedTo GetDeviceIdConnectedTo メソッドは、このコネクタが接続されているオーディオ デバイスのデバイス識別子 (存在する場合) を取得します。 |
IConnector::GetType GetType メソッドは、このコネクタの型を取得します。 |
IConnector::IsConnected IsConnected メソッドは、このコネクタが別のコネクタに接続されているかどうかを示します。 |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | devicetopology.h |