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IConnector::GetDeviceIdConnectedTo メソッド (devicetopology.h)

GetDeviceIdConnectedTo メソッドは、このコネクタが接続されているオーディオ デバイスのデバイス識別子 (存在する場合) を取得します。

構文

HRESULT GetDeviceIdConnectedTo(
  [out] LPWSTR *ppwstrDeviceId
);

パラメーター

[out] ppwstrDeviceId

接続されているデバイスのデバイス識別子を含む null で終わるワイド文字列のアドレスをメソッドが書き込む文字列ポインターへのポインター。 メソッドは、文字列のストレージを割り当てます。 呼び出し元は、 CoTaskMemFree 関数を呼び出すことによって、不要になったストレージを解放する役割を担います。 GetDeviceIdConnectedTo 呼び出しが失敗した場合、*ppwstrDeviceIdNULL ですCoTaskMemFree の詳細については、Windows SDK のドキュメントを参照してください。

戻り値

メソッドが成功した場合は、S_OK を返します。 エラーが発生した場合、次の表に示す値が、可能なリターン コードに含まれますが、これらに限定されません。

リターン コード 説明
E_POINTER
ポインター ppwstrDeviceIdNULL です
E_NOTFOUND
このコネクタが接続されていないか、接続のもう一方の側が別のデバイス トポロジ (たとえば、Software_IO接続) ではありません。
E_MEMORY
メモリが不足しています。

注釈

このメソッドから取得したデバイス識別子は、 IMMDeviceEnumerator::GetDevice メソッドへの入力パラメーターとして使用できます。

このメソッドは、次の一連のメソッド呼び出しと機能的には同等ですが、より効率的です。

  • IConnector::GetConnectedTo メソッドを呼び出して、"to" コネクタの IConnector インターフェイスを取得します。
  • IConnector::QueryInterface メソッド (パラメーター iidREFIID IID_IPartに設定) を呼び出して、"to" コネクタの IPart インターフェイスを取得します。
  • IPart::GetTopologyObject メソッドを呼び出して、"to" デバイス ("to" コネクタを含むデバイス) の IDeviceTopology インターフェイスを取得します。
  • IDeviceTopology::GetDeviceId メソッドを呼び出して、"to" デバイスのデバイス ID を取得します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー devicetopology.h

こちらもご覧ください

IConnector インターフェイス

IMMDeviceEnumerator::GetDevice