次の方法で共有


ID3D10Query インターフェイス (d3d10.h)

クエリ インターフェイスは、GPU からの情報を照会します。

継承

ID3D10Query インターフェイスは、ID3D10Asynchronousから継承されます。 ID3D10Query には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ID3D10Query インターフェイスには、次のメソッドがあります。

 
ID3D10Query::GetDesc

クエリの説明を取得します。 (ID3D10Query.GetDesc)

備考

ID3D10Device::CreateQueryを使用してクエリを作成できます。

このインターフェイスは、ID3D10Asynchronous インターフェイスの機能を継承します。

通常、クエリ データは、ID3D10Asynchronous::Begin コマンドを発行し、いくつかのグラフィックス コマンドを発行し、ID3D10Asynchronous::End コマンドを発行してから、ID3D10Asynchronous::GetData を呼び出して、Begin 呼び出しと終了呼び出しの間に発生した処理に関するデータを取得することで収集されます。 GetData によって返されるデータは、クエリの種類によって異なります。

ただし、Begin の呼び出しを必要としないクエリもあります。 可能なクエリの一覧については、D3D10_QUERYを参照してください。

クエリは、通常、次のコードに示すように実行されます。

D3D10_QUERY_DESC queryDesc;

... // Fill out queryDesc structure

ID3D10Query * pQuery;
pDevice->CreateQuery(&queryDesc, &pQuery);

pQuery->Begin();

... // Issue graphics commands, do whatever

pQuery->End();

UINT64 queryData; // This data type is different depending on the query type

while( S_OK != pQuery->GetData(&queryData, sizeof(UINT64), 0) )
{
}

Begin の呼び出しを必要としないクエリを使用する場合でも、End の呼び出しが必要です。 End の呼び出しにより、GetData によって返されるデータは End の最後の呼び出しまで正確になります。

必要条件

要件 価値
ターゲット プラットフォーム ウィンドウズ
ヘッダー d3d10.h

関連項目

コア インターフェイスの

ID3D10Asynchronous