Microsoft Connected Cache キャッシュ ソフトウェアを Windows ホスト コンピューターに展開する
この記事では、Microsoft Connected Cache for Enterprise and Education キャッシュ ソフトウェアを Windows ホスト コンピューターに展開する方法について説明します。
Windows ホスト コンピューターに接続済みキャッシュを展開するには、 グループ管理サービス アカウント (gMSA) または ローカル ユーザー アカウント を接続キャッシュ ランタイム アカウントとして指定する必要があります。 これにより、接続キャッシュ コンテナーとホスト コンピューター上のキャッシュされたコンテンツが改ざんされるのを防ぎます。
接続済みキャッシュを Windows ホスト コンピューターにデプロイする前に、ホスト コンピューターがすべての 要件を満たしていることを確認し、 Connected Cache Azure リソースを作成して構成していることを確認します。
接続キャッシュ ノードを Windows に展開する手順
Azure portal内で、キャッシュ ノードの [プロビジョニング] タブに移動し、プロビジョニング コマンドをコピーします。
[キャッシュ ノード構成] ページの上部にあるオプションを使用してプロビジョニング パッケージをダウンロードし、ホスト コンピューターにアーカイブを抽出します。
注
- プロビジョニング パッケージは、Sychronization プロセスがインストールを妨げるので、OneDrive に同期されていないディレクトリに抽出する必要があります。 プロビジョニング パッケージをホスト マシンのルート ディレクトリ (C:\mccInstaller など) に抽出することをお勧めします
ホスト コンピューターで 管理者として PowerShell ウィンドウを開き、ディレクトリを抽出されたプロビジョニング パッケージに変更します。
注
- TLS 検査プロキシ (ZScaler など) を使用する Windows ホスト マシンにキャッシュ ノードを展開する場合は、キャッシュ ノードの プロキシ設定を構成 していることを確認し、抽出したプロビジョニング パッケージ ディレクトリにプロキシ証明書ファイル (.pem) を配置し、プロビジョニング コマンドに
-proxyTlsCertificatePemFileName "mycert.pem"
を追加します。
- TLS 検査プロキシ (ZScaler など) を使用する Windows ホスト マシンにキャッシュ ノードを展開する場合は、キャッシュ ノードの プロキシ設定を構成 していることを確認し、抽出したプロビジョニング パッケージ ディレクトリにプロキシ証明書ファイル (.pem) を配置し、プロビジョニング コマンドに
プロビジョニング スクリプトの実行を許可するには、[実行ポリシー ] を [無制限] に設定します。
接続キャッシュ ランタイム アカウントとして指定するアカウントのユーザー名を含む
$User
PowerShell 変数を作成します。gMSA の場合、
$User
PowerShell 変数は"Domain\Username$"
として書式設定する必要があります。 ローカル ユーザー アカウントの場合、PowerShell 変数$User
"LocalMachineName\Username"
形式にする必要があります。接続キャッシュ ランタイム アカウントとしてローカル ユーザー アカウントを使用している場合は、
$myLocalAccountCredential
という名前の PSCredential オブジェクトも作成する必要があります。注
- ローカル ユーザー アカウントの
Log on as a batch job
を許可するには、ローカル セキュリティ ポリシーを適用する必要があります。
- ローカル ユーザー アカウントの
ホスト コンピューターでプロビジョニング コマンドを実行します。
接続キャッシュ ノードで Windows クライアント デバイスを指す手順
接続キャッシュを Windows ホスト コンピューターに正常に展開したら、接続キャッシュ ノードから Microsoft コンテンツを要求するように Windows クライアント デバイスを構成する必要があります。
これを行うには、Intuneを使用して DOCacheHost または DOCacheHostSource ポリシーを設定します。