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バッファー

PercentageOfTotalMemory 属性の値に応じて、セッションの開始時に割り当てられるバッファーの数、またはセッションに割り当てられる合計メモリの割合を説明します。

要素の階層

構文

<Buffers Operation               = "Set" | "Add" | “Remove”
         Value                   = unsignedLong
         PercentageOfTotalMemory = Boolean
         MaximumBufferSpace      = unsignedLong >
</Buffers>

属性および要素

属性

属性 説明 データ型 必須 Default
MaximumBufferSpace コレクションに使用されるバッファーの最大サイズをメガバイト単位で示します。 この値は、PercentageOfTotalMemorytrue の場合にのみ適用されます。 unsignedLong いいえ
操作 バッファーを設定するか、追加するかを示します。 この属性は、次のいずれかの値をとることができます。
  • オン
  • 追加
  • 削除
いいえ オン
PercentageOfTotalMemory true に設定されると、使用できるメモリの量が Value の値に制限されます。 ブール型 いいえ false
Value バッファーの数、または PercentageOfTotalMemorytrue に設定されている場合は、バッファーのメモリの割合を示します。 unsignedLong はい

子要素

なし。

親要素

要素 説明
EventCollector イベント コレクターを表します。
EventCollectorId イベント コレクター識別子を表します。
HeapEventCollector ヒープ イベント コレクターを表します。
HeapEventCollectorId ヒープ イベント コレクター識別子を表します。
SystemCollector システム コレクターを表します。
SystemCollectorId システム コレクター識別子を表します。

注釈

この要素は、メモリ内キャプチャにのみ使用されます。

次の例は、この要素がシステム コレクター定義とイベント コレクター定義でどのように使用されるかを示しています。

最初の例は、バッファー サイズを 512 KB に設定し、消費されるメモリの総量を 3% に制限します。 2 番目の例は、それぞれ 128 KB の 64 バッファーを設定します。

<SystemCollector
  Id="WPRSystemCollector"
  Name="NT Kernel Logger"
  FileName="WPRKernel.etl">
  <BufferSize
    Value="512"/> 
  <Buffers
    Value="3"
    PercentageOfTotalMemory="true"/>
</SystemCollector>

<EventCollector
  Id="WPREventCollector"
  Name="WPR Event Collector"
  FileName="somefilename.etl">
  <BufferSize
    Value="128"/>
  <Buffers
    Value="64"/>
</EventCollector>

要素

BufferSize

SystemCollector

EventCollector

HeapEventCollector