DismAddDriver 関数
サード パーティ製ドライバー (.inf) をオフラインの Windows イメージに追加します。
構文
HRESULT WINAPI DismAddDriver(
_In_ DismSession Session,
_In_ PCWSTR DriverPath,
_In_ BOOL ForceUnsigned
);
パラメーター
Session [in]
有効な DismSession。 DismSession はイメージに関連付ける必要があります。 セッションをイメージに関連付けるには、DismOpenSession 関数を使用します。
DriverPath [in]
ドライバーの .inf ファイルへの相対パスまたは絶対パス。
ForceUnsigned [in]
署名されていないドライバーを x64 ベースのイメージに受け入れるかどうかを指定するブール値。 署名されていないドライバーは、自動的に x86 ベースのイメージに追加されます。
Value | 説明 |
---|---|
TRUE | 署名されていないドライバーを x64 ベースのイメージに追加します。 |
FALSE | 署名されていないドライバーは x64 ベースのイメージに追加しません。 |
戻り値
成功すると S_OK
が返されます。
例
この例では、追加するドライバーはテクニシャン コンピューターの C:\drivers\ フォルダーにあります。 このドライバーはテクニシャン コンピューターでは usb.inf というファイル名ですが、ターゲット イメージでは "OEM1.inf" や "OEM2.inf" という名前に変更されます。 OEMx .inf ファイルの番号は、追加するドライバーの数によって異なります。 DismGetDrivers を呼び出すと、DismDriverPackage 構造体で新しい名前 (例: OEM1.inf) が返されます。 DismGetDriverInfo を使用する際に DriverPath を指定するときは、新しい名前 OEM1.inf を使用する必要があります。
HRESULT hr = S_OK;
hr = DismAddDriver(Session, L"C:\\Drivers\\usb.inf", FALSE);
要件
要件 | 説明 |
---|---|
サポートされているホスト プラットフォーム | DISM API は、Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) でサポートされているすべてのオペレーティング システムで使用できます。 詳細については、Windows ADK のテクニカル リファレンスに関するページを参照してください。 |
サポートされているイメージ プラットフォーム | Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows PE 3.0、Windows 8、Windows Server 2012、Windows プレインストール環境 (Windows PE) 4.0、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows 10、Windows Server 2016 |
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | DismAPI.h |
ライブラリ | DismAPI.lib |
[DLL] | DismAPI.dll |