WDTF ベース テストの実行時に発生する問題の診断
WDTF ベースのテストの実行に関する問題のトラブルシューティングに役立つよう、デバッガーを使用できます。
応答しない WDTF ベースのテストに関する問題を診断する (Visual Studio から実行)
WDTF ベースのテストを実行しているコンピューターにカーネル デバッガーを構成して接続します。 「ドライバーの展開とテスト用にコンピューターをプロビジョニングする (WDK 8.1)」または「ドライバーの展開とテスト用にコンピューターをプロビジョニングする (WDK 8)」をご参照ください。
Te.exeプロセスを検索し、そのプロセスにコンテキストを切り替えます。 Te.exeの詳細については、「テスト作成と実行フレームワーク (TAEF)」をご参照ください。
!process 0 0 Te.exe PROCESS fffffa80093c6340 SessionId: 1 Cid: 1320 Peb: 7f6595b3000 ParentCid: 12a0 DirBase: 21eee000 ObjectTable: fffff8a0035b0a00 HandleCount: 327. Image: TE.exe · .process /p /r fffffa80093c6340 ·
!process コマンドを実行して、Te.exeで実行されているスレッドを識別します。
!process fffffa80093c6340
スタック上の WDTF* を持つスレッドを探します。
Te.ProcessHost.exeに対して手順 3 を繰り返します (存在する場合)。
PnP および電源管理テストに関する問題を診断します
これらのコマンドで問題を診断できます。
!powertriage (システムおよびデバイスの電源関連コンポーネントに関する情報を提供) !devnode (PnP ツリーに関する情報を表示する) !process (関連するスレッドを見つけるためのプロセスを調べる) !thread (スレッドに関する情報を表示する) !wdfkd.wdfdevice (WDF ドライバー情報の場合)アクティブな PnP または電源管理スレッドがスタックしていることを確認した後 (TickCount を調べます)、適切なコンポーネント所有者にフォローアップします。 (スタックしているスレッドのスタックを見てから、コンポーネントの所有者を見つけることができます。)