MSFT_FileStorageTier クラス
このクラスには、ファイルをストレージ層に手動でピン留めし、またピン留めを外すメソッドが用意されています。
次の構文は MOF コードから簡略化され、継承されたすべてのプロパティが含まれています。
構文
class MSFT_FileStorageTier
{
String FilePath;
UInt16 State;
UInt16 PlacementStatus;
String DesiredStorageTierName;
UInt64 FileSizeOnDesiredStorageTier;
UInt64 FileSize;
};
メンバー
MSFT_FileStorageTier クラスには、次の種類のメンバーがあります。
メソッド
MSFT_FileStorageTier クラスでは、次のメソッドを使用できます。
Method | 説明 |
---|---|
Clear | ストレージ層からファイルのピン留めを外します。 |
Get | ピン留めされたファイルの階層情報を取得します。 |
Set | ファイルをストレージ層にピン留めします。 |
プロパティ
MSFT_FileStorageTier クラスには、次のプロパティがあります。
DesiredStorageTierName
データ型: 文字列
アクセスの種類: 読み取り専用
ストレージ層の任意の名前。
FilePath
データ型: 文字列
アクセスの種類: 読み取り専用
修飾子: キー
ファイルのパス。
FileSize
データ型: UInt64
アクセスの種類: 読み取り専用
ファイルのサイズ。
FileSizeOnDesiredStorageTier
データ型: UInt64
アクセスの種類: 読み取り専用
任意のストレージ層のファイル サイズ。
PlacementStatus
データ型: UInt16
アクセスの種類: 読み取り専用
ファイルの配置状態。
Value | 説明 |
---|---|
0 | Unknown |
1 | 完全に階層上にある |
2 | 部分的に階層上にある |
3 | 階層上にない |
State
データ型: UInt16
アクセスの種類: 読み取り専用
ファイルをピン留めしようとした状態。
Value | 説明 |
---|---|
0 | Unknown |
1 | OK |
2 | 容量不足 |
3 | 処理中 |
4 | 保留 |
要件
要件 | Value |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8.1 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
名前空間 | Root\Microsoft\Windows\Storage |
MOF | Storagewmi.mof |