action 要素
省略できる action 要素は、ユーザーがバルーン メッセージ内のボタンをクリックしたときに完了するアクションを記述します。
action 要素は、この URI の asyncui 名前空間で定義されます。
https://schemas.microsoft.com/2003/print/asyncui/v1/request
このリソースは、一部の言語や国では利用できない場合があります。
使用方法
<action
dll = "xs:string"
entrypoint = "xs:string">
text
</action>
属性
属性 | Type | Required | 説明 |
---|---|---|---|
dll | xs:string | はい | ユーザーがボタンをクリックしたときに呼び出す関数を含む、IHV によって提供される DLL を指定する必須の属性。 |
entrypoint | xs:string | はい | IHV によって提供される DLL で呼び出す関数を指定する必須の属性。 この関数は、呼び出されたときに NULL を返す必要があります。 |
Text 値
ドライバー リソース DLL に渡される、CDATA 形式の省略できる文字列。
子要素
子要素は存在しません。
親要素
要素 | 説明 |
---|---|
balloonUI | イベント通知メッセージに表示されるテキストを提供します。 このテキストは、プリンター イベントに関するユーザー固有の詳細を提供する必要があります。 |
解説
action 要素は、通常の吹き出しに似たインタラクティブ バルーンと共に使用されますが、ユーザーがクリックするためのボタンが含まれています。
例
次の XML コード例では、クライアント コンピューターで IHV.exe プログラムを実行します。
<?xml version="1.0" ?>
<asyncPrintUIRequest
xmlns="https://schemas.microsoft.com/2003/print/asyncui/v1/request">
<v1>
<requestOpen>
<balloonUI iconID="1" resourceDll="IHV.dll">
<title stringID="1234" resourceDll="IHV.dll" />
<body stringID="100" resourceDll="IHV.dll">
<parameter stringID="<5>" />
<parameter stringID="1002" resourceDll="IHV.dll" />
</body>
</balloonUI>
</requestOpen>
</v1>
</asyncPrintUIRequest>
次のコード例は、action 要素を使用してリソース DLL にデータを渡す方法を示しています。
<?xml version="1.0" ?>
<asyncPrintUIRequest
xmlns="https://schemas.microsoft.com/2003/print/asyncui/v1/request">
<v1>
<requestOpen>
<balloonUI iconID="1" resourceDll="IHV.dll">
<title stringID="1234" resourceDll="IHV.dll"/>
<body stringID="100" resourceDll="IHV.dll">
<parameter stringID="<5>" />
<parameter stringID="1002" resourceDll="IHV.dll" />
</body>
<action dll="adc.dll" entrypoint="def" >
IHV CDATA to pass into the resource DLL
</action>
</balloonUI>
</requestOpen>
</v1>
</asyncPrintUIRequest>