NDIS 6.30 データ構造の使用
NDIS は、同じデータ構造体の複数のバージョンをサポートできます。 Windows 8 および Windows Server 2012 オペレーティング システムの場合、NDIS 6.30 バージョンの構造体を使用する ミニポート ドライバーは、正しいバージョンとサイズの値で構造体の Header メンバーを初期化する必要があります。 Header メンバーは NDIS_OBJECT_HEADER 構造体であり、ドライバーは、Header メンバーの Revision メンバーと Size メンバーの値を NDIS 6.30 バージョンとサイズの値に初期化する必要があります。
注正しいバージョンとサイズの情報を確認するには、Header メンバーを含む各構造体の参照ページをご覧ください。 Header メンバーを含み、NDIS 6.30 の更新された構造体の参照ページには、NDIS 6.30 ドライバーの新しい情報が含まれています。 NDIS 6.30 の構造体に更新プログラムがない場合、以前のバージョンの NDIS に提供される情報は、NDIS 6.30 ドライバーにも適用されます。
次の構造体が NDIS 6.30 用に更新されました:
- NDIS_BIND_PARAMETERS
- NDIS_MINIPORT_ADAPTER_ATTRIBUTES
- NDIS_MINIPORT_ADAPTER_GENERAL_ATTRIBUTES
- NDIS_MINIPORT_ADAPTER_HARDWARE_ASSIST_ATTRIBUTES
- NDIS_MINIPORT_ADAPTER_NATIVE_802_11_ATTRIBUTES
- NDIS_NET_BUFFER_LIST_FILTERING_INFO
- NDIS_NIC_SWITCH_CAPABILITIES
- NDIS_OFFLOAD
- NDIS_OFFLOAD_PARAMETERS
- NDIS_PM_CAPABILITIES
- NDIS_PM_PARAMETERS
- NDIS_RECEIVE_FILTER_CAPABILITIES
- NDIS_RECEIVE_FILTER_INFO_ARRAY
- NDIS_RECEIVE_FILTER_PARAMETERS
- NDIS_RECEIVE_QUEUE_INFO
- NDIS_RECEIVE_QUEUE_PARAMETERS
- NDIS_RECEIVE_SCALE_CAPABILITIES
- NDIS_RSS_PROCESSOR_INFO
- NDIS_SHARED_MEMORY_PARAMETERS