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Output Protection Manager のサポート

Output Protection Manager (OPM) デバイス ドライバー インターフェイス (DDI) を使用すると、グラフィックス アダプターのさまざまなコネクタによって出力されるビデオ信号のコピー保護が可能になります。 グラフィックス アダプターが出力するコンテンツを Windows Vista で保護する方法の詳細については、出力コンテンツ保護と Windows Vista Web サイトで出力コンテンツ保護ドキュメント をダウンロードしてください。

OPM は、Windows 2000 ディスプレイ ドライバー モデルが提供する認定出力保護プロトコル (COPP) の後継です。 OPM では、COPP のすべての機能がサポートされています。 COPP 機能の詳細については、「COPP の概要」をご参照ください。 OPM では、新機能もサポートされています。

OPM インターフェイス

OPM は基本的に Windows Vista ディスプレイ ドライバー モデルの COPP 1.1 であるため、OPM DDI COPP DDI と意味的に似ています。 ただし、OPM DDI は一連の関数で構成され、COPP DDI は DirectDraw および DirectX ビデオ アクセラレーション (VA) DDI を介してマップされるため、OPM DDI は COPP DDI よりもはるかに簡単です。

ディスプレイ ミニポート ドライバーが、アプリケーションとドライバーの間で保護されたコマンド、情報、および状態の渡しをサポートしている場合、Microsoft DirectX グラフィックス カーネル サブシステム (Dxgkrnl.sys) は、ドライバーの OPM DDI を正常に開くことができます。

OPM インターフェイスを使用する必要があるカーネル モード コンポーネントは、インターフェイスを取得するディスプレイ ミニポート ドライバーの DxgkDdiQueryInterface 関数への呼び出しを開始します。 OPM インターフェイス関数へのポインターは、QUERY_INTERFACE 構造体の Interface メンバーが指す DXGK_OPM_INTERFACE 構造体で返されます。 この QUERY_INTERFACE は、DxgkDdiQueryInterface 呼び出しの QueryInterface パラメーターによって指されます。

次の Output Protection Manager (OPM) インターフェイス関数は、一部のディスプレイ ミニポート ドライバーによって実装されます。

次のトピックでは、OPM の新機能と、OPM DDI をサポートおよび使用する方法について説明します。

OPM の用語

OPM の機能

ハードウェア機能スキャンの実行

OPM DDI の取得

OPM DDI の使用

OPM での保護レベルの処理

ディスプレイ デバイスの喪失の処理

保護されている出力に関する情報の取得

保護されている出力に関する COPP 互換情報の取得

保護されている出力の構成

保護されている出力の状態のレポート

OPM の実装のヒントと要件