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DXGI DDI への準拠

このセクションは、Windows 7 以降、および Windows Server 2008 R2 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムにのみ適用されます。

Direct3D バージョン 11 DDI は、リソース インターフェイス、デバイス列挙体、およびプレゼンテーションに関する DirectX グラフィックス インフラストラクチャ (DXGI) DDI の定義に準拠しています。

プレゼンテーション

Direct3D バージョン 11 デバイスは、スキャンアウト対応の形式からのプレゼンテーションをサポートする必要があるため、ユーザー モード ディスプレイ ドライバーは、スキャンアウト形式から他のスキャンアウト形式への色変換を呼び出すディスプレイ ミニポート ドライバー (カーネル モード ドライバー) を介してプレゼンテーション操作をフィールドに配置する必要があり、また標準の GDI スキャンアウト形式にも対応します。 これらのスキャンアウト形式は、DXGI_FORMAT 列挙体の次の値によって認識されます。

  • DXGI_FORMAT_B5G6R5_UNORM

  • DXGI_FORMAT_B5G5R5A1_UNORM

  • DXGI_FORMAT_B8G8R8A8_UNORM

  • DXGI_FORMAT_B8G8R8X8_UNORM

Direct3D バージョン 11 DDI にはバック バッファーの制限があります。 DXGI_USAGE_BACKBUFFER が (DXGI_USAGE 列挙体から) 設定されている場合、許可される他の DXGI 使用法は以下のみです。

  • D3D11_BIND_SHADER_RESOURCE にマップされる DXGI_USAGE_SHADERINPUT

  • D3D11_BIND_RENDER_TARGET にマップされる DXGI_USAGE_RENDER_TARGET_OUTPUT

バック バッファーには CPU アクセス フラグが許可されていないことに注意してください。