次の方法で共有


TTD イベント オブジェクト

説明

TTD イベントオブジェクトは、タイム トラベル トレース中に発生した重要なイベントに関する情報を提供するために使用されます。

Properties

Property 説明
Type 発生したイベントの種類について説明します。 使用可能な値: ThreadCreated、ThreadTerminated、ModuleLoaded、ModuleUnloaded、Exception

Object 説明
配置 イベントが発生した位置を表す 位置オブジェクト
モジュール* 読み込まれたモジュールまたはアンロードされたモジュールに関する情報を含むモジュール オブジェクト
スレッド* 作成または終了されたスレッドに関する情報を含むスレッド オブジェクト
例外* ヒットした例外に関する情報を含む例外オブジェクト

* - これらの子オブジェクトの存在は、イベントの種類によって異なります

使用例

0:000> dx -r2 @$curprocess.TTD.Events.Where(t => t.Type == "Exception").Select(e => e.Exception)
@$curprocess.TTD.Events.Where(t => t.Type == "Exception").Select(e => e.Exception)                
    [0x0]            : Exception of type CPlusPlus at PC: 0X777663B0
        Position         : 13B7:0 [Time Travel]
        Type             : CPlusPlus
        ProgramCounter   : 0x777663b0
        Code             : 0xe06d7363
        Flags            : 0x1
        RecordAddress    : 0x0
    [0x1]            : Exception of type Hardware at PC: 0XF1260D0
        Position         : BC0F:0 [Time Travel]
        Type             : Hardware
        ProgramCounter   : 0xf1260d0
        Code             : 0x80000003
        Flags            : 0x0
        RecordAddress    : 0x0

参照

Time Travel Debugging - Time Travel Debugging オブジェクトの概要

Time Travel Debugging - 概要

dx (デバッガー オブジェクト モデル式の表示)