!rpcexts.getclientcallinfo
!rpcexts.getclientcallinfo 拡張機能は、システムの RPC 状態情報からクライアント呼び出し (CCALL) 情報を検索します。
!rpcexts.getclientcallinfo [ CallID | 0 [ IfStart | 0 [ ProcNum | 0xFFFF [ProcessID|0] ] ] ]
!rpcexts.getclientcallinfo -?
パラメーター
CallID
呼び出し ID を指定します。 このパラメーターはオプションです。特定の CallID 値に一致する呼び出しのみを表示する場合に、これを含めます。
IfStart
呼び出しが行われたインターフェイス UUID の最初の DWORD を指定します。 このパラメーターはオプションです。特定の IfStart 値に一致する呼び出しのみを表示する場合に、これを含めます。
ProcNum
この呼び出しのプロシージャ番号を指定します (RPC ランタイムでは、IDL ファイル内の位置に基づく番号付けによって、インターフェイスの個々のルーチンが識別されます。インターフェイスの最初のルーチンが 0、2 番目のルーチンが 1、のようになります)。このパラメーターはオプションです。特定の ProcNum 値に一致する呼び出しのみを表示する場合に、これを含めます。
ProcessID
表示する呼び出しを所有するクライアント プロセスのプロセス ID (PID) を指定します。 このパラメーターはオプションです。複数のプロセスによって所有される呼び出しを表示する場合は省略します。
-?
コマンド プロンプト ウィンドウに、この拡張機能の簡単なヘルプ テキストを表示します。
DLL
Rpcexts.dll
追加情報
Microsoft リモート プロシージャ コール (RPC) のデバッグの詳細については、「RPC のデバッグ」を参照してください。
解説
この拡張機能は、CDB またはユーザー モードの WinDbg でのみ使用できます。 完全な RPC 状態情報の収集時にのみ利用可能になります。
次に例を示します。
0:002> !rpcexts.getclientcallinfo
Searching for call info ...
## PID CELL ID PNO IFSTART TIDNUMBER CALLID LASTTIME PS CLTNUMBER ENDPOINT
------------------------------------------------------------------------------
03d4 0000.0001 0000 19bb5061 0000.0000 00000001 0004ca9b 07 0000.0002 1118
DbgRpc ツールを使用した同様の例については、「RPC クライアント呼び出し情報の取得」を参照してください。