例 1: グローバル フラグを表示する
この例で示すコマンドは、レジストリに設定されているシステム全体のフラグ、セッションに設定されたシステム フラグ (カーネル モード)、およびイメージ ファイルに設定されたフラグを表示します。
次の GFlags コマンドは、レジストリに設定されているシステム全体のフラグの現在の値を表示します。 /r パラメーターを使用して、システム全体のレジストリ エントリを指定します。
gflags /r
応答として、GFlags には、すべてのフラグ一式の合計とフラグ一式の一覧を表す 16 進数の値が 1 つ表示されます。
Current Boot Registry Settings are: 40001400
ptg - Enable pool tagging
ust - Create user mode stack trace database
bhd - Enable bad handles detection
この例では、結果は、0x40001400 の値を組み合わせた 3 つのタグが設定されていることを示しています。
プールのタグ付けを 有効にする (ptg) = 0x400
ユーザー モード スタック トレース データベースの作成 (ust) = 0x1000
不正なハンドル検出を有効にする (bhd) = 0x40000000
次のコマンドは、現在のセッションに設定されているフラグを表示します。 /k パラメーターを使用してカーネル モードを示します。
gflags /k
次のコマンドは、イメージ ファイル notepad.exe のレジストリに設定されているフラグを表示します。 /i パラメーターを使用してイメージ ファイル モードを示し、イメージ ファイルを指定します。
gflags /i notepad.exe
表示されるフラグ値は、現在有効なフラグ値ではない可能性があることに注意してください。 システム全体のフラグに対する変更は、Windows を再起動するまで有効ではありません。 イメージ ファイル フラグ設定の変更は、プログラムを再起動するまで有効ではありません。