プール タグ付けを有効にする
[プール タグ付けを有効にする] フラグは、データを収集し、プール タグ値で並べ替えられたプール メモリ割り当てに関する統計情報を計算します。
省略形 |
ptg |
16 進数値 |
0x400 |
シンボル名 |
FLG_POOL_ENABLE_TAGGING |
宛先 |
システム全体のレジストリ エントリ |
コメント
このフラグは、Windows Server 2003 以降のバージョンの Windows で永続的に設定されます。 これらのシステムでは、[グローバル フラグ] ダイアログ ボックスの [プール タグ付けを有効にする] チェック ボックスが淡色表示され、プールのタグ付けを有効または無効にするコマンドが失敗します。
ExAllocatePoolWithTag または ExAllocatePoolWithQuotaTag を使用してタグ値を設定します。 タグ値が指定されていない場合 (ExAllocatePool、ExAllocatePoolWithQuota)、Windows は既定値が [None] のタグを作成します。[None] タグを持つすべての割り当てのデータが結合されるため、特定の割り当てのデータを区別することはできません。 これらのルーチンの詳細については、Windows ドライバー キット (WDK) を参照してください。
重要
このトピックで説明する ExAllocatePool DDI は、Windows 10 バージョン 2004 で非推奨となり、ExAllocatePool2 と ExAllocatePool3 に置き換えられました。 詳細については、「非推奨の ExAllocatePool 呼び出しを ExAllocatePool2 および ExAllocatePool3 にアップグレードする」を参照してください。
注: Windows がタグ付き割り当てに関して収集するデータを表示するには、Windows ドライバー キットに含まれているツールである PoolMon を使用します。