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KeRemoveQueueDpc 関数 (wdm.h)

KeRemoveQueueDpc ルーチンは、指定された DPC オブジェクトをシステム DPC キューから削除します。

構文

BOOLEAN KeRemoveQueueDpc(
  [in, out] PRKDPC Dpc
);

パラメーター

[in, out] Dpc

KeInsertQueueDpc ルーチンの以前の呼び出しによってキューに入れられていた初期化された DPC オブジェクトへのポインター。

戻り値

DPC オブジェクトが DPC キューにある場合、KeRemoveQueueDpcTRUE を返します。 指定した DPC オブジェクトが現在 DPC キューにない場合、操作は実行されず、 FALSE が返されます。

注釈

指定された DPC オブジェクトが現在キューに入っている場合、そのオブジェクトはキューから削除され、関連付けられた DPC ルーチンの呼び出しが取り消されます。

Windows Vista Service Pack 1 (SP1) および Windows Server 2008 以降では、戻り値 TRUE は常に、DPC ルーチンの実行を開始する前に KeRemoveQueueDpc が DPC キューから DPC オブジェクトを正常に削除したことを意味します。 以前のバージョンの Windows では、 KeRemoveQueueDpcTRUE を返した場合でも、DPC ルーチンが実行されることがあります。 これらの以前のバージョンの Windows では、 TRUE の戻り値のあいまいさを許容できないドライバーは、 TRUEFALSE の戻り値を同一に扱う必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 以降で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL 任意のレベル
DDI コンプライアンス規則 HwStorPortProhibitedDDIs(storport)

こちらもご覧ください

KeInitializeDpc

KeInsertQueueDpc