KeAreApcsDisabled 関数 (wdm.h)
KeAreApcsDisabled ルーチンは、呼び出し元のスレッドが重要なリージョン内にあるか、保護されたリージョン内にあるかを返します。これにより、通常のカーネル APC 配信が無効になります。
構文
BOOLEAN KeAreApcsDisabled();
戻り値
スレッドが重要なリージョンまたは保護されたリージョン内にある場合は、KeAreApcsDisabled は TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE を返します。
注釈
IRQL = PASSIVE_LEVEL で実行されているスレッドは 、KeAreApcsDisabled を使用して、通常のカーネル APC が無効になっているかどうかを判断できます。 クリティカル リージョン内にあるスレッドでは、ユーザー APC と通常のカーネル APC の両方が無効になっていますが、特別なカーネル API は無効になっています。 保護されたリージョン内にあるスレッドでは、特殊なカーネル API を含むすべての APC が無効になっています。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP 以降のバージョンの Windows で使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | <= DISPATCH_LEVEL |
DDI コンプライアンス規則 | HwStorPortProhibitedDDIs(storport) |