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WDF_IO_TARGET_PURGE_IO_ACTION列挙 (wdfiotarget.h)

[KMDF と UMDF に適用]

WDF_IO_TARGET_PURGE_IO_ACTION列挙は、ドライバーが WdfIoTargetPurge を呼び出して I/O ターゲットを消去するときにフレームワークが実行できるアクションを識別します。

構文

typedef enum _WDF_IO_TARGET_PURGE_IO_ACTION {
  WdfIoTargetPurgeIoUndefined = 0,
  WdfIoTargetPurgeIoAndWait = 1,
  WdfIoTargetPurgeIo = 2
} WDF_IO_TARGET_PURGE_IO_ACTION;

定数

 
WdfIoTargetPurgeIoUndefined
値: 0
システムで使用するために予約されています。
WdfIoTargetPurgeIoAndWait
値: 1
フレームワークは、ターゲットのキュー内のすべての I/O 要求を取り消そうとし、 WdfIoTargetPurge が返される前に、配信されたすべての要求が完了または取り消されるまで待機します。 フレームワークがキューに対する追加の要求を受け取った場合、完了状態の値STATUS_INVALID_DEVICE_STATEで完了します。
WdfIoTargetPurgeIo
値: 2
フレームワークは、 WdfIoTargetPurge が返される前に、ターゲット キューのすべての I/O 要求を取り消そうとします。

注釈

WDF_IO_TARGET_PURGE_IO_ACTION列挙は、WdfIoTargetPurge メソッドへの入力パラメーターとして使用されます。

ドライバーで WdfIoTargetPurgeIoAndWait フラグが指定されている場合、ドライバーは要求ハンドラー、CompletionRoutine コールバック関数、または EvtUsbTargetPipeReadersFailed コールバック関数から WdfIoTargetPurge を呼び出してはなりません。

要件

要件
最小 KMDF バージョン 1.11
最小 UMDF バージョン 2.0
Header wdfiotarget.h (Wdf.h を含む)

こちらもご覧ください

WDF_IO_TARGET_STATE

WdfIoTargetPurge