次の方法で共有


ISensorDriver::OnGetProperties メソッド (sensorsclassextension.h)

ISensorDriver::OnGetProperties メソッドは、指定したセンサーから指定したプロパティの値を取得します。

構文

HRESULT OnGetProperties(
  IWDFFile                     *pClientFile,
  LPWSTR                       pwszSensorID,
  IPortableDeviceKeyCollection *pProperties,
  IPortableDeviceValues        **ppPropertyValues
);

パラメーター

pClientFile

プロパティ値を要求するアプリケーションのファイル オブジェクトを表す IWDFFile インターフェイスへのポインター。

pwszSensorID

クライアント アプリケーションがプロパティ値を要求しているセンサーの ID を含む LPWSTR。

pProperties

要求されるプロパティを表す PROPERTYKEY 値の一覧を含む IPortableDeviceKeyCollection へのポインター。

ppPropertyValues

要求されたプロパティ値を受け取る IPortableDeviceValues ポインターのアドレス。

戻り値

操作が成功した場合、このメソッドは S_OKを返します。 それ以外の場合、このメソッドは Winerror.h で定義されているエラー コードのいずれかを返します。

注釈

プロパティは、センサーによって生成されたデータを含むデータ フィールドとは対照的に、センサー デバイスを表します。 プラットフォーム定義のプロパティは sensors.h で定義されます。

アプリケーションは、ユーザーがセンサーのアクセス許可を付与する前に、一部のセンサー プロパティ情報にアクセスできます。 これらの項目は、sensors.h で定義されている次の ID に制限されます。

  • "SENSOR_PROPERTY_" で始まる PROPERTYKEY
  • "SENSOR_CATEGORY_" で始まるカテゴリ GUID
このコレクションで返される各 IPortableDeviceValues オブジェクトには、「 Sensor Properties reference」セクションで説明されているように、必要なプロパティの値が含まれている必要があります。

センサー クラス拡張機能は、このメソッドによって返されるすべての PROPVARIANT 構造体を解放する役割を担います。

センサーのプロパティには、ユーザーを識別するために使用できる情報を含めてはいけません。 ユーザーのプライバシーの詳細については、「 センサーと場所プラットフォームのプライバシーとセキュリティ」を参照してください。

IPortableDeviceKeyCollectionIPortableDeviceValues については、「Windows ポータブル デバイス」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー sensorsclassextension.h
Library SensorsClassExtension.lib

こちらもご覧ください

ISensorDriver