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CDROM_SUB_Q_DATA_FORMAT 構造体 (ntddcdrm.h)

CDROM_SUB_Q_DATA_FORMAT構造体は 、IOCTL_CDROM_READ_Q_CHANNEL型のデバイス制御 IRP と共に使用されます。

構文

typedef struct _CDROM_SUB_Q_DATA_FORMAT {
  UCHAR Format;
  UCHAR Track;
} CDROM_SUB_Q_DATA_FORMAT, *PCDROM_SUB_Q_DATA_FORMAT;

メンバー

Format

次のように、読み取り操作で返す Q データのサブセットを指定します。

IOCTL_CDROM_CURRENT_POSITION

読み取り操作で、トラック番号、インデックス番号、絶対アドレス、トラック相対アドレスなどの位置情報を返す必要があることを示します。 IOCTL_CDROM_Q_CHANNEL デバイス コントロール IRP でこの形式が指定されている場合、情報はSUB_Q_CHANNEL_DATA構造体のSUB_Q_CURRENT_POSITION メンバーで返されます。

IOCTL_CDROM_MEDIA_CATALOG

読み取り操作でメディア カタログ番号を返す必要があることを示します。 IOCTL_CDROM_Q_CHANNEL デバイス コントロール IRP がこの形式を指定した場合、情報は、SUB_Q_CHANNEL_DATA構造体のSUB_Q_MEDIA_CATALOG_NUMBER メンバーで返されます。

IOCTL_CDROM_TRACK_ISRC

読み取り操作で ISO/IEC 3901 Track International Standard Recording Code (ISRC) を返す必要があることを示します。 このコードは、オーディオ トラックに一意の番号を与えます。IOCTL_CDROM_Q_CHANNEL デバイス コントロール IRP でこの形式が指定されている場合、情報はSUB_Q_CHANNEL_DATA構造体のSUB_Q_TRACK_ISRC メンバーで返されます。

Track

CD-ROM ドライバーが Q サブチャネル・データを読み取る必要があるトラック番号を示します。 Format が IOCTL_CDROM_MEDIA_CATALOG に設定されている場合は、Track メンバーを 0 に設定する必要があります。

注釈

CDROM_SUB_Q_DATA_FORMAT構造体は、サブチャネル・データの Q 部分の読み取り元のトラックと、読み取りの形式を示します。

要件

要件
Header ntddcdrm.h (Ntddcdrm.h を含む)

こちらもご覧ください

IOCTL_CDROM_READ_Q_CHANNEL

SUB_Q_CHANNEL_DATA

SUB_Q_CURRENT_POSITION

SUB_Q_MEDIA_CATALOG_NUMBER

SUB_Q_TRACK_ISRC