次の方法で共有


NET_WAKE_SOURCE_LIST 構造体 (netwakesourcelist.h)

NET_WAKE_SOURCE_LIST構造体は、ネット アダプターの Wake-on-LAN (WoL) ソースの一覧を表します。

構文

typedef struct _NET_WAKE_SOURCE_LIST {
  ULONG Size;
  void  *Reserved[4];
} NET_WAKE_SOURCE_LIST;

メンバー

Size

この構造体のサイズ (バイト単位)。

Reserved[4]

予約済み。 クライアント ドライバーは、この値を直接読み取ったり書き込んだりすることはできません。

注釈

NET_WAKE_SOURCE_LIST_INITを呼び出してこの構造体を初期化し、NetDeviceGetWakeSourceList を呼び出して、このネット アダプターからウェイク ソースの一覧を取得します。 リストを取得したら、この構造体を使用 して NetWakeSourceListGetCount を呼び出してウェイク ソースを表す NETWAKESOURCE オブジェクトの数を取得し、オブジェクトをループして NetWakeSourceListGetElement を呼び出して各オブジェクトを取得します。 NETWAKESOURCE オブジェクトを取得したら、 NetWakeSourceGetType を呼び出してそのウェイク ソースの型を取得し、適切な関数を呼び出してウェイク ソースのパラメーターを取得できるようにします。

クライアント ドライバーは、電源切り替え中にのみウェイク ソース関連の関数を呼び出す必要があります。通常は、 そのEVT_WDF_DEVICE_ARM_WAKE_FROM_SXEVT_WDF_DEVICE_ARM_WAKE_FROM_S0、または コールバック関数EVT_NET_DEVICE_PREVIEW_WAKE_SOURCE 。 それ以外の場合、呼び出しによってシステムバグチェックが行われます。

NETWAKESOURCE オブジェクトを操作するコード サンプルについては、「 電源管理の構成」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 バージョン 2004
最小 UMDF バージョン 2.33
Header netwakesourcelist.h (netadaptercx.h を含む)

こちらもご覧ください

電源管理の構成

NET_WAKE_SOURCE_LIST_INIT

NetDeviceGetWakeSourceList

NetWakeSourceListGetCount

NetWakeSourceListGetElement

NetWakeSourceGetType