IDebugControl3::SetAssemblyOptions メソッド (dbgeng.h)
SetAssemblyOptions メソッドは、デバッガー エンジンがターゲットのプロセッサ命令をアセンブルおよび逆アセンブルする方法に影響を与えるアセンブリオプションと逆アセンブリ オプションを設定します。
構文
HRESULT SetAssemblyOptions(
[in] ULONG Options
);
パラメーター
[in] Options
デバッガー エンジンで使用される新しいアセンブリと逆アセンブリのオプションを指定します。 オプション はビット セットです。既存のアセンブリと逆アセンブリのオプションが置き換えられます。 指定できる値については、「備考」を参照してください。 DEBUG_ASMOPT_DEFAULTを使用して、既定のオプションを設定できます。
戻り値
このメソッドは、エラー値を返すこともできます。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
注釈
デバッガー エンジン API でアセンブリを使用する方法の詳細については、「 アセンブリと逆アセンブルの手順」を参照してください。
アセンブリと逆アセンブリのオプションは、デバッガー エンジンがターゲットのプロセッサ命令をアセンブルおよび逆アセンブルする方法に影響します。
オプションは、次のビット フラグを持つビットセットで表されます。
常時 | 説明 |
---|---|
DEBUG_ASMOPT_VERBOSE |
このビットを設定すると、逆アセンブリに追加情報が含まれます。
これは、.asm コマンドの verbose オプションと同じです。 |
DEBUG_ASMOPT_NO_CODE_BYTES |
このビットが設定されている場合、命令の生バイトは逆アセンブリに含まれません。
これは、.asm コマンドの no_code_bytes オプションと同じです。 |
DEBUG_ASMOPT_IGNORE_OUTPUT_WIDTH |
このビットが設定されている場合、デバッガーは逆アセンブリ中に命令を書式設定するときに出力表示の幅を無視します。
これは、.asm コマンドの ignore_output_width オプションと同じです。 |
DEBUG_ASMOPT_SOURCE_LINE_NUMBER |
このビットが設定されている場合、逆アセンブリ出力の各行には、シンボル情報によって提供されるソース コードの行番号がプレフィックスとして付けられます。
これは、.asm コマンドの source_line オプションと同じです。 |
さらに、DEBUG_ASMOPT_DEFAULT値は、アセンブリオプションと逆アセンブリ オプションの既定のセットを表します。 これは、前の表のすべてのオプションがオフになっていることを意味します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | dbgeng.h (Dbgeng.h を含む) |