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IDebugClient2::OpenDumpFile メソッド (dbgeng.h)

OpenDumpFile メソッドは、デバッガー ターゲットとしてダンプ ファイルを開きます。

構文

HRESULT OpenDumpFile(
  [in] PCSTR DumpFile
);

パラメーター

[in] DumpFile

開くダンプ ファイルの名前を指定します。 DumpFile ファイル名拡張子を含める必要があります。 DumpFile 相対パスまたは絶対パスを含めることができます。相対パスは、デバッガーが開始されたディレクトリに対する相対パスです。 DumpFile は、"file://" から始まるファイル URL の形式を持つことができます。 DumpFile でキャビネット (.cab) ファイルを指定した場合、キャビネット ファイルは拡張子が .kdmp、次に .hdmp、.mdmp、最後に.dmpされた最初のファイルを検索します。

戻り値

このメソッドは、エラー値を返す場合もあります。 詳細については 戻り値の を参照してください。

リターン コード 形容
S_OK
メソッドが成功しました。

備考

このメソッドの Unicode バージョンは、OpenDumpFileWide です。

注意WaitForEvent メソッドが呼び出されるまで、エンジンはダンプ ファイルに完全にアタッチされません。 プロセスまたはカーネルからダンプ ファイルが作成されると、最後のイベントに関する情報がダンプ ファイルに格納されます。 ダンプ ファイルが開かれた後、次回の実行が試行されると、エンジンによってイベント コールバックに対してこのイベントが生成されます。 その場合にのみ、デバッグ セッションでダンプ ファイルが使用できるようになります。
 
クラッシュ ダンプ ファイルの詳細については、「Dump-File ターゲット」を参照してください。

必要条件

要件 価値
ターゲット プラットフォーム デスクトップ
ヘッダー dbgeng.h (Dbgeng.h を含む)

関連項目

.opendump (ダンプ ファイルを開く)

AddDumpInformationFile する

AddDumpInformationFileWide

IDebugClient

IDebugClient2

IDebugClient3

IDebugClient4

IDebugClient5

OpenDumpFileWide